2010年05月21日(金) |
■Aさんは、すごくまじめ。Bさんは、楽しむことを優先する人、さてどちらが… |
Aさんは、すごくまじめな人。 誰にも負けないように、全力で頑張って、一生懸命登ります。 どうせ登る山なら、標高が高くて有名な山ほど 価値があるとも思っています。
Bさんは、何にしても楽しむことを優先する人。 だから誰かに追い越されても気にしないし、 のんびりのんびり景色の変化を楽しみながら登るし、 疲れたら無理しないで休みます。 登るのは低い山でもかまわないし、頂上までたどりつけないまま 回れ右して下ることがあってもかまわないと思っています。
さて、AさんとBさんと、どっちのほうがたくさんの “幸せな山登り”を体験できるでしょうか。
出典元 「きっと、あなたは癒される」 おすすめ度 5 著者名 金盛 浦子
この本で、著者はこう問いかけています。 「あなたはどう考えるでしょう。人生って、苦がなければ、 楽はないものなのでしょうか。人間は、それまでに重ねた 苦痛の多寡に応じた幸せしか手にできないものでしょうか。 すごく正直に、本音の本音で考えてみると分かるけど、 大して努力なんかしてないのにすごく幸せそうに生きてる人って 案外たくさんいると思いません? その一方で、「すごくまじめに頑張り続けている」と本人が いっている割に、不幸な目や災難にばかりあってしまう人も、 決して少なくないじゃないですか。
乱暴に聞こえるかもしれないけど、 人生ってそういうものなんだ、と私は感じてきました。 努力と幸せの間にはほとんと相関関係などないし、 まじめに頑張ったからといって幸せになれるとは限らない。 むしろまじめに頑張りすぎると悩みばかり多い不幸な日々に なってしまうのが人生というものだ、と感じています」
人それぞれ生き方や考え方があり、 苦労や努力なしに、何も手に入れることが出来ない、と、 それを楽しんで頑張る人もいれば、顔の眉間にしわを寄せて、 必死で頑張っている人もいると思うし、苦労や努力を、 そうとは思わずに楽々と乗り越えてしまっている人もいる。
どの生き方や考え方が、自分の幸せに結びついていくか、 生きやすいのか、これもまた人それぞれだと思うが、 私は、仮に苦労や努力があっても、それらが前面に出る、 顔にもろに出てしまうような生き方はしたくないなあ、 出来れば、そんなことも笑い飛ばして生きていきたいなあ…と思う。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「突然変異と先祖帰りがよくあるらしい花」
なるほどね〜こんな花もあるんだね。
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