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2010年05月18日(火) ■部下をほめることが苦手という上司

ほめるという行為は、
単に相手の行為を結果を賞賛する手段ではありません。
その行為の主体である人間、つまり、部下の存在そのものを
認めることを意味します。


したがって、ほめられた部下は、結果に満足すると同時に、
上司に認められたことで自信を持ちます。
その自信が、前向きな考え方や行動の源泉になるのです。(略)

部下の美点を上手に見つけて、そっと肩を押す。
その力に部下は大きな勇気を実感し、それまでは、
やろうとしなかったことにも果敢に挑戦しようとするのです。


出典元 「“結果”を出す部下をつくるコーチング術」
おすすめ度 4.5
著者名 桜井 一紀


この本では、こう言っています。
「部下をほめることが苦手という上司がいます。
 照れくさいし、面と向ってそんなことはできない、
 というわけです。
 仕事はうまくいって当たり前と思っている人ほど、
 部下をほめませんし、会社とはそういうものだと
 思っているようです。
 しかし、その考え方は正しいのでしょうか。
 まして、部下が自ら進んで結果を出してくれることを
 期待しているなら、大きな間違いだといわなくてはなりません」

また、昨日紹介した本、
「「ほめる力」がすべてを決める!」でも、こう言っています。
「仕事がどんどん入ってきて、叱咤するだけで
 人がついてきた時代は、「叱る」だけですんだ。
 が、部下にやる気を起こさせ、いい仕事をしてもらわないと、
 仕事が取れなくなるに及んで、「叱る」だけでなく、
 よいときにはよいと口に出して、「ほめる」ことが、
 人々の意欲と能力を高める上で重視される時代になったのである」


「叱る」と「ほめる」で、どちらがいいのかという議論もあるが、
自分が、どうされたら、力でるかやる気がでるか、自ら動く気に
なるか、悪いところを直していこうと思えるかを考えてみれば、
答えは見つかるのではないかと思う。

そして、ほめることは、結果だけでなく、
相手の存在を認めること、それが自信につながる…
出来て当たり前、上手くいって当たり前だからほめない、
では、人はもう育たない、このことを覚えておきたい。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「■ヨロイヅカのケーキを買いに行く」

川島なお美さんのご主人がやっているケーキ屋さん、
おいしかったので、今度は、買いにいってきた。

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