2010年01月12日(火) |
■「ただ忙しい思いをしただけだった」と暗澹とするときは? |
どんな仕事にも共通するのは、仕事をしていて 「ただ忙しい思いをしただけだった」と 暗澹とする場面が決して少なくないということだろう。
ここで私が提案したいのは、 成果を多角的にとらえてみること、つまり成果というのは、 直接的な成功だけではないということだ。
例えば、気難しい取引先が珍しく愛想がよかった、 残業したおかげで以前から探していた資料がみつかった、 外回りの途中でおいしそうなケーキ屋さんを見つけた、 というようなことでもいい、何かいいことがあるはずだ。
どんな些細なことでもいい。 それを成果のひとつに数えてみたらどうだろうか。 そうすれば、 「期待した成果は上がらなかった。でも収穫はあった」 「あの忙しさも、まったく無駄ではなかったな、 そこそこ嬉しいこともあったよな」 小さな成果をたくさん見つけて喜ぶ余裕を持てば、 目指す成果が上がらないことで心がふさぐこともないし、 ストレスも軽減されるはずだ。
出典元 「会社、仕事、人間関係が「もうイヤだ!」と思ったとき読む本」 おすすめ度 4.5 著者名 斎藤 茂太
「あんなに努力したのに、成果がでなかった」 「忙しいわりには、いっこうに結果が表れない」 そう思うことは多々ある。 目指す成果や結果がでないと、すべてがダメで、 すべて無駄だった…と全否定しがちだ。 そして、こう思うと、やる気もなくし、 ストレスだって、どんどんたまってくる。 自信だってなくなってくる。
しかし、成果や結果は、目に見えるものだけではない。 確かに、仕事上では目に見えるものが評価されがちだが、 生きていく上では、違う成果や結果が必ずあり、 それを、見つけていくことも大切なことだと思う。
もちろん、自分がやったことで反省すべき点があれば、 素直に反省し、それをこれから活かしていくことも大切だが、 自分のやったことを全否定しない、 自分のやったことのいいところを見つけていくこと、 目に見えない成果や結果を見つけ、認めていくこと、 そんなことも大切で、それでこそ、 前に進んでいけるように思う。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「おみくじは、吉凶より大切なことがある」
みなさまは、おみくじは引かれましたか? 私は2回引き、こんな結果でした。 でも、吉凶より大切なことがあるそうです。
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