2009年12月07日(月) |
■がばいばあちゃんの教え「人生は総合力」 |
中学校での俺の通知表は、大体が次のようなものだった。 体育…5 数学…5 社会…2 国語…1 英語…1 理科…2 音楽…1 技術家庭…3 (略)
この成績を良いと思うか悪いと思うかは、 見た人にもよるだろうが、 「1と2ばかりでごめんね」 とばあちゃんに言うと、 「よか、よか、大丈夫。 足したら、5になる」 と笑った。
「通知表って足してもいいの?」 と聞くと、今度は真顔で、 「人生は総合力」 と言い切った。
出典元 「佐賀のがばいばあちゃん」 おすすめ度 5 著者名 島田 洋七
かなり有名になった島田洋七さんのおばあちゃん、 「がばい(すごい)ばあちゃん」のことばです。
私は、この「がばいばあちゃん」の、 貧乏や不幸(42歳で未亡人になり、7人の子供を育てた)に ありながら、これに負けずに、明るくたくましく生きる姿、 生き様に感銘を受けました。
また現在、島田さんのコマーシャルでよくやってますが、 「ばあちゃん、なんでそんなに前向きなんだ?」 と、問うと、このばあちゃんは、 「後ろ向きには歩きにくい」 と、答えたとか。 この明るさ、たくましさを見習い、 どんなときのも前向きで、明るくしたいと思います。
そして、「人生、総合力!」 その通りだなぁと思ってしまうのです。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「「がばいばあちゃん」のお話その1…「極貧生活」」
島田洋七(本名/徳永昭弘)少年は、 小学校2年のときに、訳あってなかば強制的に、 佐賀に住む母方のばあちゃんのところにあずけられます。 このばあちゃんとの生活を書いた本です。
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