2009年11月30日(月) |
■10受けて当然で、返すのは9でいいとしたら |
わたしたちが社会生活をしてゆくにあたっては、 自分も他にサービスを与える一方、 また多くの人からサービスを受けるわけです。 もし、皆が10のサービスを受けて 9しか返さなかったから、 社会はだんだん貧困になってゆきます。
社会が繁栄してゆくということは、 だれもが10受けたら11返す、 それが全体にゆきわたってゆくことでは ないでしょうか。
わかりきったことかもしれませんが、 個人でも、会社でも、 自分が受けるサービスの総点よりも、 サービスをする総点のほうが、 プラスになっているかどうか、 いま一度かえりみたいものです。
出典元 「いつものあなたで」 おすすめ度 4 著者名 松下 幸之助
自分を振り返ってみると… 10受けて当然で、返すのは9でよくて、 それで収支があい、そして自分が得をした、 なんて思っているような気がする。
でも、これだと、確かに何もかもが、 収縮、縮小していくように思う。 サービスだけでなく、人の思いやりや愛も、 そして、人間的な器も。
10受けたら、11返そう… できるだけ意識してそうしていこう、 そうしてこそ、この世の中の繁栄に ちょっぴりでも貢献できると思うから。 得だ損だ、なんて小さなことばかりを考えず…
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「靖国神社で見つけたもの」
こんな貼り紙を見つけて、興味を持ったのでした。
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