| 2009年11月03日(火) |
■言葉などのストックを増やすことで、ものを考えることができる |
模倣こそ、想像の母なのです。 果たして独創性とは何か? たとえば、Aさんがあることを考え出したとしましょう。 人の一生なんて、たかだか知れています。 それなのに、次の人Bさんは、また1から Aさんの考えたことを始めなければならないのでしょうか? それでは学問の進歩など、とうていありえません。
Bさんは、Aさんが考えたことを理解します。 その段階で、Aさんの正しさを同時に 検証していることになります。 AさんはBさんが考えたことを理解したうえで、 さらにその先のことを考えついていくのです。(略)
私たちはストックを増やすことで、 初めてものを考えることができます。
出典元 「論理的なコトバの使い方&文章術」 おすすめ度 4 著者名 出口 汪
その知識や情報を知っているかいないかで、 生き方に大きな違いがでてくることがあります。
例えば、大きな困難や苦しみ、失敗なども、 多くの先人たちの「考え方、事例、方法」を知っていれば、 乗り越えやすくなります。 「ああ、○○さんも、同じような問題があったらしい。 そしてこうして打開していったから、 自分もまずは、そうしてみよう、 (あるいは)自分ならこうしてみよう」などと。
先人たちの「考え方、事例、方法」を元にして、 その先のもっといい方法や自分にあった方法を考え、 見つけていくこともできます。 これが、1からだったら、 自分1人で考えなければならないとしたら、 とても大変なことだと思います。
だから、いい文章、人の考え、知識、などを 自分の中にストックすることがとても大切だということです。 本を読んだり、人の話を聞いたり、調べたりして。 そして、それを実際に使っていくということが… 本当にそうだなぁと思います。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「秋の夜に見つけた、でかでかのもの」
おっきいものもあるんだね〜 まじまじとみてしまいました。
|