ことば探し
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2008年10月31日(金) ■みんな120%の力を出そうとしてしまう。そこに落とし穴がある。

ブルペンから観察して気づいたのは、大試合で
ブルペンから出ていった投手が次々に打たれているのは、
みんながみんな、自分が持っている力以上のものを
出そうとしていることが多いからということだ。
大試合だけに必要以上に力が入り、
みんな120%の力を出そうとしてしまう。

そこに落とし穴がある。

自分の力以上のものを出そうとすると、
結果的に余分な力が入り、自分の投球ができなくなってしまう。
自分の力を100を基準として考えるなら、
プラス20の力を出そうとするよりも、
マイナス20、つまり力をセーブして80の力で勝負した方が、
勝負に勝つ確率は高くなる。

自分の力が暴走してコントロールできなくなるのと、
コントロールして狙い通りの投球をするのを比べた場合、
確率論で言えば、僕は80の力を出す人間の方が
勝つ確率が高いと思うのだ。
なぜなら、80の力で勝負しようと心がけていると、
結果的には100の力を出しているケースが多いからである。



出典元 「超一流じゃなくても「成功」できる」
おすすめ度 4.5
著者名 長谷川 滋利


いい場面、大切なとき、ここぞというときには、
失敗したくなくて、いいところを見せたくて、
どうしたって100%の自分の力、うまくいけば
120%の力を見せたいと思うのではないだろうか。

そして、そのために、
無理したり、力が入りすぎたりして、空回りし、
結果的にうまくいかないことが多いのではないだろうか。
もちろん、それで、うまくいく人もいるとは思うが、
それは、かなりその時の運に左右されるように思う。

今の自分の80%見せられればいい、
今の自分の力の80%くらいでいこう、
自分の言いたいことの80%で抑えよう、
というようなマイナス20%のセーブを
考えられる人は少ないのではないかと思う。
そう考えられる人は、自信がある人であり、
そう実際にできる人は、とても勇気がある人ではないかと思う。

うまく表現できないのだが…
これからは、マイナスの美学、引きの美学、
セーブの勇気、そんなものを持ちたいと思う。




■今日のおすすめ本 ↓
「「抜く」技術」

上原 春男 著
おすすめ度 5

例えば、こんなことが書かれています。
 ○より強く押すための引く技術
 ○生命も力をゆるめることで生まれてくる
 ○生活の中の「すき間」は生きやすさのコツ
 ○「我という力み」をいかに抜くか
 ○商品陳列は「何を並べないか」を考える
 ○力を絶妙にかわした先人たちの知恵
 ○人間は成長すればするほど力みが抜ける
 ○逆境でこそ周囲に礼を尽くす「引く姿勢」

久しぶりに読んだ「大人の考え方、生き方」といった本で、
私はとても好きな本です。おすすめの一冊です。




■「ぼちぼち日記」↓
「大丈夫かなぁ…失礼ながら…」

なんて思った家のこと。
いろんな家があるので…


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