2004年07月15日(木) |
実際には、内面的にもろい人ほど、自分を守るためにがんじょうな鎧を身につけるようになります。 |
実際には、内面的にもろい人ほど、自分を守るためにがんじょうな 鎧を身につけるようになります。 自分は完全な人間だと声を大にして主張する人ほど劣等感が強い、 というと理屈にあわないように聞こえるかも知れません。 でも、実際はそのとおりなのです。
他人に助けを求めることができるということは、 その人の自尊心がどん底までは落ちてはいないという証拠だと言えます。 他人に助けてもらっても自分の自我がおびやかされることはないのだと、 少なくてもその点だけは安心しているからです。
「いつだって、誰かがいてくれる」より A.J.ツワルスキー 笹野 洋子訳
自信たっぷりに振る舞う人は、自信があるように見える。 大きな声で主張する人は、自信があるように見える。 堂々と振る舞う人は、自信があるように見える。 そういう表向きの姿だけが印象に強く残るからだ。
実際に自信がある人もいるだろうと思うが、 自信のなさや、劣等感を隠すためにそう振る舞っている人も いるのだろうな。 そういうことが、その人のためにいいのか悪いのかわからないが、 きっとそれが、その人に出来る現時点での方法なんだろうな。
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