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2004年06月28日(月) 一緒に溺れたら元も子もない。

世の中には、さまざまな問題を抱えて苦しんでいる人が大勢いるが、
こうした人々の力になるには、
まず、自分自身にゆとりがなければならない。
溺れている人を助けるには救命道具がいる。
一緒に溺れたら元も子もない。

自分自身の要求が完全に満たされてこそ、他人に惜しみなく与え、
なおかつ自分が傷つく心配をしなくてもすむだけの余力が生まれる。
また、この線までなら人に与えてもいい、と
境界線を決めておけば、エネルギーを吸い尽くされる心配もない。


「いつもいいことが起きる人の習慣」より

             トマス・レナード著
                 堀 紘一訳




自分の要求が完全に満たされることがあるかどうかは別にして、
人を助けるには、余裕がいると思うし、
今の自分の力がどのくらいかは知っておくことが大切と思う。

そうしないと、エネルギーを吸い取られて、
こちらがへろへろになってしまうこともあり得るし、
一緒に溺れてしまうこともあり得るからだ。
それに人を助けて、その見返りを要求しないでいられるには、
それこそ、精神的にも金銭的にも余裕がないと無理な気がする…

余力や余裕がなければ、人を助けないというのではないが、
一緒に溺れたら元も子もないので、
自分の今の力や、容量がわかってないと、
なかなか助け船さえ出せないと私には思える。
うーん、今は、余力も余裕もあまりないなぁ…私。





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