2004年06月06日(日) |
言いたいことがあれば存分に言い、時間など無視してでも言い尽くしたい、 |
言いたいことがあれば存分に言い、時間など無視してでも言い尽くしたい、 と言うことも人間性と呼べるならば、 言いたいことがあっても、相手の立場を考え、 あるいは、飯時には引き上げるという常識も、やはり、 人間性と呼んでいいのではないだろうか。
「カウンセリングと人間性」より 河合隼雄著
隣人と言い争いをしてして、つい、言い過ぎてしまう。 (もちろん、隣人もそうなのだが…) (隣人に対して出だけでなく、両親にもだな、言い過ぎるのは) 後で、あれは言わなければよかったとか、 あの言い方はちょっとまずかったなどと反省するのだが、 言い争いになると、また同じ過ちを犯してしまう…
言い過ぎると、こんなふうに、言った私も気分がよくなく、 言われた方も気分がよくない。 わかっているけど、一言多くなる…言い過ぎる。 日頃の不満やら、本音が出てしまうからだ。
そうしてその言い過ぎた余計な一言が、長い間かけて、 雪のように静かに積もって、とんでもなく大きな 雪崩を引き起こしたりする…
一言少ないくらいの方が、いいのではないかと最近は思う。 言い足りないくらいで、いいのではないかと思う。 その修行を積まねばと本当に心から思う…
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