ことば探し
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2004年05月28日(金) 同じ話も、他人を主語にして話すとただの愚痴だが、

同じ話も、他人を主語にして話すとただの愚痴だが、
自分を主語にして話せば、問題を解決していくための
糸口が見えてくる。

  「したくない症候群の男たち」より  梶原 千遠著


単発で頼まれていた仕事の打上げで、
以前の仕事仲間と飲み会があった。
その後、仲間の一人の女性とお茶を飲むことになった。
女性は、つい最近離婚したばかりである。

その女性は、「私は負け犬だ」と言う。
「信じていたのに、旦那さんには逃げられ、
 一生懸命やってるのに仕事ではあまり評価されず、
 気がつくと、自分は空っぽで何も残されていない…」
「自分には魅力がないのかなぁ…」と彼女は言う。

彼女は仕事も家庭も、完璧にやろうと一生懸命にする女性で、
端で見ていても大丈夫かと思ってしまうくらいだ。
(そのため、よく必死な形相していて、顔色が悪かった)
一生懸命自分はしてるので、評価して欲しいと願ってしまう。
しかし、自分が思ったような評価は得られない…
容姿端麗で、洋服のセンスもいい。
女性から見ると、相当魅力的である。
(女性から見ると魅力的な人が男性が見てそうでないことが多いが…)

彼女の話を聞き、こちらの思っていることも言い、
世の中の愚痴やら、元ダンナやら、同僚の悪口もさんざん言い合って、
本日の彼女の気づきは、
「一生懸命やったからといって、評価されるわけでも、
 わかってもらえるわけでもない」
「自分がこれがいいと思ってやったことが、決して
 相手にとってもいいことではない」
「一生懸命が武器なるわけではなく、こちらが、どんなに
 一生懸命しても、評価するのは相手」と言うことだった。

彼女の持っている一生懸命な長所は上手に残して、
上手に、開き直れるといいなぁと私は思っていた。


《ちょっとひといき》
「レモンの花」今年はじめて咲いた。ちょっと嬉しい。
 


















 


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