2004年05月20日(木) |
幸福と幸運とを取り違えてはならない。このふたつはまったく別のことなのだ。 |
幸福と幸運とを取り違えてはならない。 このふたつはまったく別のことなのだ。 (略) ひとは幸運によって幸福になるものでもなければ、 また、不運によって不幸になるわけでもない。 もし、不運な人が不幸になるとすれば、 それは不運が不幸をもたらすのでなく、 不運を嘆くことしかできないために不幸になってしまうのだ。 不運にうちのめされてしまえば、ひとは不幸になるだろう。 しかし、一方で不運な出来事を試練と受け止め、 そこから幸福をつかみとるひともいる。
わたしたちはともすると、 幸運が必ずしも幸福をもたらすものでなく、 不運が不幸な人生を運んでくるものでもない ということを忘れてしまう。
「幸福コンプレックス」より 中嶋 真澄著
そうか、幸運が降ってきたからと言って、 幸福になるとは限らないのか。 しかし、とりあえず、幸運は来てほしいな。 宝くじが当たったり、いい仕事を受注したりしたい。 そうしたら、何となく幸せになれそうな気がする… やっぱり、そう思ってしまうな。 幸運=幸福は、何だかあり得る気がする。 恐らくその一瞬はとても幸せだと思うからだ。
不運が続いたら、やっぱり不幸になりそうな気もする。 やっぱりその一瞬は不幸のどん底になるだろうから。 ただ、確かに不運がかえって力になったり、 その不運をはねのけて幸せを掴んだり、 成功している人もたくさんいるので、 不運=不幸と言えないとは思う。
ああ、そうか、それぞれの一瞬はそう思うのだ。 幸運があれば幸福だと、 不運がつづけば、不幸だと… その瞬間は強く感じるのだ。 しかし、本当の幸福とか不幸は、 それが続くかどうか、その先が大事ってことだな。
などと、お風呂に入りながら、考えてみた…
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