2003年11月14日(金) |
極端から別の極端へと繰り返し揺れ動くということは、 |
極端から別の極端へと繰り返し揺れ動くということは、 ドラマチックではあるが、決して健康的とは言えない。 まわりもふり回されお互いに傷ついたり、 関係がキクシャクしたり断絶したりさえもする。
反対に「ゆらぎ」であるなら、 本人は迷いながら手探りしながらであっても、 余計なトラブルや傷つきのない建設的な形で 物事が進んでいくといえる。
やさしさ、きびしさだけでなく、 明るさ暗さ、がんばりとゆとり、 男っぽさと女っぽさなど対になる行動傾向について 全般的に言えることである。
自分でできる 「カウンセリング心理学」より 福島 哲夫著
ときどき、極端から極端に行きつ戻りつする感情がある。 もうダメだと思ったかと思えば、いきなり大丈夫と思ったり、 怒っていたと思えば、いきなりすまないと思ったり…etc どうも、気持ちをどっちかに決めたくなる。 どっちかに早く決めた方が、楽になるというような思い込みがある。 どうもその極端な気持ちの微調整が難しい。
そういう気持ちの微調整のことを、著者は「ゆらぎ」と言っているのだが、 極端な上下する感情の中で、 外に出す前に自分の中で「ゆらぐ」こと、大事なんだろうと思う。 上下する両方の気持ちを上手に持つこと、大事なんだろうと思う。
しかし、これは、少しでも、 気持ちにゆとりがないとできないなぁ。 ゆらげる分のゆとり… のりしろでもあると、違うかな…
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