2002年11月23日(土) |
「許し」はまったく私たち自身の問題であって、 |
「許し」はまったく私たち自身の問題であって、 相手の態度しだいという条件つきのものではありません。
「愛と許しの心理学」より ジョーン・ボリセンコ著
自分が「許せない」と思うことは、ささやかなことから、 大きなことまで多々あるものだ。 そのたびに「許せない」と思う。
今まで数、数え切れないほど「許せない」ことがあった。 そして、今、振り返ってみると、案外どうでもいいと 思う「許せない」ことが多いことに気がつく。 その時には「許せない」のだ。 時がたつと、冷静に見れたり、自分の心で消化していたりして、 まぁあんなこともあったと思う程度のものになったりしている。
もちろん、どうしても「許せない」こともあるだろう。 そう思い続けるには、それだけのパワーがいるので、 きっと何か大きな「許せない」なのだろう。 幸いにして、私は今大きな「許せない」と思うことがない。 誰かに復讐しようというような「許せない」もない。
もちろん、日常のささやかな「許せない」はたくさんある。 時間のかかる「許せない」もある。 時々自分も「許せない」こともある。 しかし、そんな「許せない」という気持ちも持ちながら、 どっかで許して、許しあって、自然に生きていけたらいいと 思っている。
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