2001年12月01日(土) |
「普通の人間」なんて、この世にいない |
「普通の人間」なんて、この世にいない、「普通」というのが あると思いすぎている。
「こころの天気図」河合隼雄著
「普通」…偉大なことばなのか、恐いことばなのか… 「普通」は、でなんとなくすべてが通じてしまうような、 「普通」がさも当然のことのようにまかり通っているような気がする。
自分を正当化する時に、さりげなく使っていそうな気がする。 裏付けにも使っているかな、曖昧に。人を説得させるときとか。 「これが普通だよ」とか 「普通はこうだよ」なんて。 そして、その「普通」に自分も縛られている。
でもそうなのだ…「普通」なんてなんの基準も、規定もないのだ。 勝手に人それぞれの「普通」の概念があるだけなのだ…
日本人だから、こんなに横並びが気になるのか、 「普通」…「普通」の人はこうだ…そう言われると…やっぱり かなり心は普通でいられない…ああ。
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