2001年11月11日(日) |
「完璧を求めると麻痺を起こす」 |
「完璧を求めると麻痺を起こす」 イギリスのウィンストン・チャーチルが言ったことばだそうだ。
完璧を求めすぎるため、かえって「完璧にやるのでなければ、 むしろやらない」という、心理状態に陥ることを指します。 何かを「やる以上は完璧でなければ気がすまない」から、 完璧にやれなかった場合、不安に襲われる。 その不安から失敗に対する警戒心が働き、結局何も出来なく なってしまう。 つまり「やる気」が麻痺してしまう。完璧を求めるあまり、 自爆状態になるわけです。
■斉藤茂太著 「絶対に自分の非を認めない人たち」より■
私の回りにはいわゆる「完璧主義者」が多い。という私にも その傾向はあると思う。その度合いの違いという気がする。
やるなら完璧でないと、やらないと言う人は多い気がする。 やるなら完璧、と思うらしい。 「ともかくやってみよう」という気持にはならないらしい。 完璧にやるって、どういう事なんだろう… 完璧にやると、気持がいいんだろうか… 完璧に出来ることって、どれだけあるんだろう…
私としては、完璧でなくてもやってみたい。 ともかく、やってみたい。完璧でなくていいから やってみたい。 また、完璧でなくていいから、やってほしい。
完璧なんて出来ないと、私などは思っているからだ。 完璧に出来れば、それはそれで、ラッキーぐらいに思って いるから、それが目的にはならない。 でも、こんな風に思うのは、私が完璧に何か出来た試しが ないということでもあるのだろうか…
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