For My Life
ERIRIN



 9月5日

宴会翌日。

お昼に目覚めて、煙草が吸えるくらい回復した後、
チビ之介(6歳)から電話がかかってきた。

チビ之介「おかーさん、どこにいるのぉ?」
アタシ 「えっ?・・・○○区」
チビ之介「おっそいよおー」
アタシ 「ごめんね」
チビ之介「おとおさんと、しんぱいしてるんだからねー」
アタシ 「あ、そう・・・」
チビ之介「もおー・・・」
アタシ 「・・・」
チビ之介「いつかえってくるのお?」
アタシ 「えっ?もうちょっとしたら」
チビ之介「あ、じゃあジュースかってきてね。
     じゃ、ばいびー。」

ばいびーって、アンタ・・・。

その後、にごさん宅を後にし、
途中、モヘさんヤギさん&にごさんと別れ、
電車を乗り継ぎ、池袋に到着。

夫に「途中まで迎えに来い!」と、
命令お願いしたにもかかわらず、
待ち合わせ場所を相談するのが面倒くさくって、
さっさとタクシーに乗り込む。
自宅前到着。
千円札を1枚出したら、お釣りが何十円かきた。

家に入ると、すぐに出掛けられるよう、
着替えてスタンバってる夫とチビ之介。

夫「あれ?帰ってきちゃったの?」
アタシ「うん。待ち合わせ場所考えるの面倒だったから。」
夫「あぁ、そっかぁ。じゃあ何か買ってくるかなぁ。」

迎えに出がてら、
帰りに昼でも食べてくればいいかと思って、
昼食をとらずに待っててくれたらしい。

なんて、いい人・・・。

でもね・・・

「二日酔いだっ!つってるだろーがー!
 昼飯なんぞ食えるかっ!」

と、いつもなら毒舌を吐くトコロ、
外泊した身なので、一応ちょべっと反省しつつ、

「アタシ、ぶっかけ冷やしうどん」

と、言い残し、再び寝た。

寝ている間、
何やら、揚げ物の匂いがする気がしたが、
気にせず眠る。

夕方、再び起きると「冷やしぶっかけうどん」の姿はなかった。
昼は、「うちにある物」で食べたらしい。

夫「夕飯の買出しに行ってくるけど、食べたい物は?。」
アタシ「あっさりしたもの。」
夫「しゃぶしゃぶにしようかと思うんだけど。」
アタシ「・・・うどんと大根忘れないでね」

しゃぶしゃぶと言っても、豚肉。
しかもバラ肉好きな夫。
「すまないねぇ・・・」
と、夫を玄関で見送る。

なんでこんなに二日酔いなんだろうか?
と、今回の敗因を考えつつ、再びお布団へ・・・。
そういえば、アタシ「太好」で1回しかトイレに行ってない!
次にトイレ行ったの、次の日の午前中だ。
あー・・・そこかぁ・・・
などと考えながら、再び夢の中へ・・・。

そして・・・
油くささで目が覚める。
夕飯の準備が出来たようなのだが、
一瞬目を疑った。
テーブルの上には、ホットプレートが出され、
ジュージューと肉が焼かれている。

アタシ「あれ?鍋は???」
夫「うん。美味しそうな肉があったから、焼肉に変更した。」
アタシ「・・・(呆然)。」

夫、いそいそとゴハンをよそってくれる。
アタシ、しばし呆然・・・。

えっと、えっと、
昼に「うちにある物」で食べたっつったよな・・・。
冷凍庫を確認。
チビ之介のお弁当用に冷凍しといた、
エビフライとか、から揚げとか、
お弁当パスタ等の冷凍食品も、
すべて姿を消している。
幸い明日は、お弁当日ではないけれど。

えっと・・・
これは、さりげなく





いやがらせか?





どうなの!?
夫、あなどりがたし・・・
うーむ。

2004年09月12日(日)
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