For My Life
ERIRIN



 しし座流星群☆2

そうそうそうそうそうなんです!
昨日、この日記を書き終えた後、もう1度!
空をあおいで、それでも雲もくもくなら、
諦めて寝ようと思ってました。
時間は2:45位かな。

ほとんど諦めモードだったのよ。
上着も着ずに、おもむろにベランダに出てみた・・・。
ところが!
なんと!雲に隙間が!出て来てて、
オリオン座の大きな3つ星が、
雲の陰から顔を覗かせているではないか!
あわててお部屋に戻り、お部屋の電気を消し、
再びベランダへ。。。

じ〜っと目を凝らしていると、
小さい星がヘロヘロォ〜っと、動いてスッと消えたの。
「これかなぁ〜?」と見ていると、
また、小さい流れ星が2つ、スス〜っと落ちたの。
「わぁ〜これかぁ〜。見ちゃったぁ流れ星☆えへ。」
と、思ったその時!
目の前に、大きな光が2つ、パッ!現れ、
尾をひいて、流れて行ったの!!!。
すごく大きくて、花火のような、
でも、花火よりも強い光で、今までに見た事のない光だった。
ちょうど、筆で光を書いたような・・・
太い光のまま、流れて行ったの。

最初、何が起こったのか理解できず、
ぼーせんとしてしまった。
あとから、じわ〜っと、感情がこみ上げてきて、
おもわず「うわわわわわわゎゎゎゎゎ・・・」って、
大きな声が出そうになり、
おもわず自分の両手で、口をふさいだの。

そこから、動けなくなっちゃって。
ハッと気付くと、粉雪が舞いはじめてて、
流れ星と、粉雪・・・。
粉雪が、ふわふわと、空からアタシに降ってくる。
まるで、流れ星の続きが、降って来てるかのような、
そんな錯角に陥りそう。。。

とても、幻想的だったのです。

その後も、あとからあとから流れる星・・・
15分位たった頃、やっと我に返り、
「カッ!カメラ!!!」
こんなに、くっきりはっきりなら、カメラにも写るはず!。
アタシは、慌ててカメラを取りに部屋に入りました。
ってか・・・上着着ないと!
不思議と、寒いとは思わないのよねぇ〜。
でも、0℃ですし・・・奥歯がカチカチ言ってるし(笑)。

ごそごそ上着を着て、カメラを出していると、
爆睡中の夫が、寝返りをうったので、
ちょいと声をかけてみた。
「流れ星すごいよぉ〜いっぱい見れるよぉ」
すると夫は、ちょっと首を上げて、
またお布団に潜ってしまいました。
駄目だな・・・ふっ。
一度寝ちゃうと、絶対!起きない夫。
まぁ、いいや・・・。

また、カメラをごそごそセッティングしていると、
あらまあびっくり!夫が起きてくるではないですか。
そして、なにやら、皮のコートを羽織っております。
「ふふっ、すごいな。。。しし座流星群威力」

ところが、フィルムが無かったんですぅぅぅ!
あぁ〜ん残念。がっかり。
まぁいいや。
しっかりと、この目に焼き付けよう!と思って、
再びベランダへ出ました。

1分間に、最低3コ。
多い時は10個くらい、流れて行きます。
1時間で、100個は、軽く超えてると思います。

あっ!あそこ!うわ〜!
二人で、指を指しながら、一喜一憂。
夫も「しし座流星群」を見るのは初めてだったようで、
二人で、ただひたすら感動しておりました。

東京にいる時だったら、きっと二人では見てないと思う。
夫は、忙しすぎて、とっても疲れていて、
きっと起こしても起きなかっただろう。

「北海道へ来てよかったね」
「うん。。。寒いけどね」
なんて、言いながら、流れ星を眺めていました。

3:45頃、またまた分厚い雲が、姿を表し、
みるみる間に空を被ってしまい、
なにも見えなくなってしまいました。

「雲が出てこなかったら、眠れなかったね」
と、笑いながら夫が言いました。
その通り!もったいなくて、
きっとアタシは朝まで見ていたでしょう。

現在0:00。
雲も少ない様子・・・
今夜も、ちょっと頑張って、見てみようと思います。

最後に・・・
今日の日記は、なんだかまとまりがないかもしれません。
長いし・・・。画像もないし・・・。
最後まで、読んで下さって誠に有難うございました。

そして・・・
スーさん!ありがとう。
スーさんが、いっぱい「きれいだよぉ〜!!!」って
言ってくれたから、辛抱強く粘る事が出来ました。
(人-)謝謝(-人)謝謝
そして、思いがけずオプションとして!?
夫と素敵な時間を共有する事が出来ました。
ほんと、ありがと。





2001年11月19日(月)
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