ゆう |
自らその手を振り払う。
それは何よりも私が必要としていて、
それは何よりも失ってはいけない、
何よりも大切だったもの。
どうして選択の間違えには
気付く事が出来なかったのだろう。
ちゃんと笑えていただろうか。
違和感は届かずに済んだだろうか。
沢山の傷をつけたのに
貴方は変わらず笑いかけてくれたから
取り戻せない事を悔やむしか無かった。
補うだけの上手さがあれば、と。
別の誰かの為の言葉が
私の為の言葉なら良かったのに、と。
もう謝る言葉しか生まれない。
もう違う道を歩き進めている。
それでも
もう一度笑い合いたかった。
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2007年08月16日(木)
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