切れない鋏

どうしようもない違和感と

冷たい風に耐えられるだけに

許容出来る心も持っていない


まだ小さい子供のまま

息継ぎの仕方も知らないまま

どうすることも出来ないでいた


いつまでも疑問ばかり投げて

沢山を困らせてみたりした


どれだけの時間が過ぎても

乗り越えられないでいるのは

動く事すらしていないから

冷たい風は当然の報いで

そしてまた耐えられなくなる

悪循環の繰り返し


泣き言を吐く権利も

涙を流す権利も無くて

呼吸困難、窒息寸前

頑張らないといけないから

歩くフリをしてみる日々
2006年02月19日(日)

サ ヨ ナ ラ S T A R D U S T / 0.057