アスファルトを踵の高い靴で歩く

ほんの数cmの違う世界は

ほんの少しの自信と

沢山の疲労で作られていく

笑う事も少しだけ思い出せる気がした


ほんの少しの幸せも沢山あるけど

それはとても小さい塊で

他のものに紛れてしまうのは

止める事が出来ないのです


どれだけ冷たい風に吹かれても

世間に倒されそうになったとしても

歩かなければならないのです

理由なんて無いけど

有ったとしたなら

とうの昔に忘れるような

そんな理由だっただけ

それでも何も理由すら無くても

歩かなければならないのです


そして明日もまた私は歩くのです

失われないように


何も無くても
2006年02月04日(土)

サ ヨ ナ ラ S T A R D U S T / 0.057