語り
DiaryINDEX|past|will
ドリームといいながらほんとに自分達だけの夢だけを綴ってすいません。世の中になにも貢献できてないドリームです。
(ドリームつづき)
なりちゃんは決意していました。 ようし、ジローに今日の夕食の時に、本当の事を言うぞ! 七里と純子は、2人で同人イベントに行ってるんだって。こそこそしてゴメンなさいって!謝ろう。
意気込んでなりちゃんは、味噌汁をすすっているジローに言います。
なり 「こないだはゴメン、あの、わ、わたし、実はねえ」 ジロー「何?」
ジローは素で聞いたのですが、ジローに何?と聞かれただけで、なりちゃんは勇気がしょぼしょぼになってしまいます。
なり 「わ、わたし・・、こないだ、大きい荷物持ってたでしょ?あれ、イベントの荷物なの」
とうとう言ったー!!!
ジロー「え、そうなの?何のイベント?」 なり 「・・・・・・・・・・せ、せいんとせいやの・・・」 ジロー「聖闘士星矢?」
ここまできて嘘付いた−!!(しかも微妙にストライクゾーンかすってる)
ジロー「聖闘士星矢ってあれだよね、ジャンプの漫画だよね」 (※君もそうですよ) なり 「そう!それにじゅんちゃんと一緒に行ってたの」 ジロー「へえ。で?それで?イベントっって何するとこなの?」 なり 「・・・・・い、イベントはイベント!聖闘士星矢の!」
ここでまた逆ギレ−!!
その後、「お風呂はいってきます!」とさけんで一方的に話を終わらせた、ある意味最強のなりちゃん。 ジローは額に手を当てたまま、考えこみます。
朝、ゴミを捨ててる忍足(※朝出勤前に持っていかされる忍足)を見かけて、ジローは「おす」と声をかけます。
忍足 「おぅ。おはようさん」
駅まで2人は一緒に歩いていきます。
ジロー「突然だけど忍足、お前のおくさんさあ、・・・・えーと・・・アレ。聖闘士星矢好きなの?」
すごい言いにくそう〜! 朝からすごい話題だとジローは自分でも思ってるみたいです。
忍足 「はあ?」 ジロー「うちのよめさんと、なんかイベント行ってるつってた。聖闘士星矢の」 忍足 「・・あ〜」
クラフティを名乗るだけあって頭の回転はそこそこいい忍足が、うまくジローの話に合わせます。
忍足 「あー、好きみたいやなあ」 ジロー「で、あんな大荷物で行くイベントって何なわけ」 忍足 「さあ・・」
忍足は微妙な笑顔で繋ぐ言葉を考えます。 (こいつほんまアキバ系とは無縁やったもんな昔から・・ヤンキーやったけど。)
ジロー「まあ、別にいいんだけどさ。楽しそうだしな」
(楽しそうやけど、アレほんまは俺とお前が深い関係になってるイベントらしいけどな(※俺はちょっと見てみたい)。ちゅうかそんなん俺からゆうてもなあ)
心の声をおさえ、忍足は?マークをとばしまくっている友人に、適当に言います。
忍足 「あー、俺思うんやけど、あれ、コスプレイベントと違う?あの大荷物、コスプレの衣装ちゃうかな。うん、絶対そうやで」 ジロー「はあ?ナースとか?スッチ−とかの?」 忍足 「アホ、風俗系とちゃうわ。(※キャラ的にも。)お前、聖闘士星矢見た事ないんか。そん中に、スッチ−なんかおるか?」 ジロー「はあ?」 忍足 「主人公、鎧?みたいなん着とったやん。うん、鎧や。えーと、クロス?俺やったらガンダムのコスプレしたいけどなあ」 ジロー「えー、あのロボットの?でかすぎじゃね?」 忍足 「なんで俺がモビルスーツ本体にならなアカンねん。ビッグすぎるやん。シャアとかブライトさんの格好したいちゅうてんの!」 ジロー「話戻すけど、イベントって、コスプレのイベントなんだ?漫画の」 忍足 「・・・うん、まあ、俺はそう思うってだけの話やけど」
ジロ忍オンリー行ってるのを、聖闘士星矢のコスプレイベントに行ってるって忍足に勝手に言われてしまったよ。
忍足 「ゴメン、そうゆうことにしといてや」 純子 「ええー!?ま、まあ、いいけど」 忍足 「そんで、俺は、近々、シャアの格好したいと思ってるんやけど」 純子 「そんでってぜんぜん話繋がってないですけど」
(ま、まだ続く)
|