語り
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| 2005年12月29日(木) |
ジローの休日 (まだドリーム) |
「ドリームで、ななりさんがジロ忍同人やってるの、きっとジローにはばれてますよ(要旨)」
とそよ風さんがさらりとおっしゃったという話をなりちゃんから聞きました。 その確率の方が高いって自分達でも分かってはいるのですが(※どっちも隠し事が下手)、まあ、頑張って隠し続けている設定の私達の夢を聞いてやってください。
いつもどおりジロ忍オンリーにゆき(※年に10回くらいやってるかんじ)大漁にジロ忍本をかいあさり、地元の駅まで帰ってきた私達。 いつもどおり、忍足に電話して迎えにきてもらいます。 あ、きたきた〜・・・・・・。あれっ? やばい!
ジローが忍足の車の助手席に乗ってますよ!
なり「うそ〜」 純子「まじで〜!」
どうする?どうする?この荷物!と2人がわたわたしていると、車をロータリーにつけた忍足の代わりにジローが降りて、すたすたこっちへ向かってきます。
「おかえり。荷物持つよ」
と手を差し出してくれるジローが、あまりのわたしたちの大荷物(※ほぼ戦利品)を見て、一瞬固まった後、
「何、この荷物。どこいってたの?」
でたー! 半目だーー!! うわあ、なんて説明しよう、つうか忍足、なんでジローつれてきたんじゃー!と、私が運転席に座ったままの忍足を睨みつつ、パニくっていると、なりちゃんが、
「何で来たのーー!?」
ってわたしよりもっとパニくってジローに逆ギレしてますよ! お、落ち着いて!なりちゃん! それを聞いたジローが、半目からくりくり目になって、本気で固まってるのが可哀想です。 ごめん、2人とも。フォローできない私を許してね。
無能な私は、2人を促して、忍足の車に乗ります。
ジローは黙って、荷物を持って忍足の車に運んでくれます。 このひと、怒らないんですね。 ちょっと背中が淋しそうなかんじです。 (そして荷物を見る目は胡散臭そう) でもちょっとショックだったんだと思います。
私は平静をよそおいつつ、さりげなく忍足に
「なんで2人できてくれたん?」
と横目で聞きます。 忍足が、目をそらしながら答えます。
忍足「今日なあ、ヒマやったからジロー誘って一緒に昼メシ食べてん。そんで、そのへんで買い物でもしよかーって、2人でぶらぶらしとったんよ。そしたらさっき電話来て・・・」
純子「へええ〜。何食べたん?何買うたん?」
それってデートなジロ忍よね!とにわかにジロ忍熱で昂奮する私をよそに、後部座席では終始無言のジローとなりちゃんです。 お通夜みたいです。 さっきの一件で、ちょっと険悪ムードというか、ジローが落込んでいるかんじです。なりちゃんも落込んでいます。 「何で来たのー!?」は、ないよなあ・・・。 なりちゃんも自分でそう思ってるみたいです。
夫婦達はお互いそれぞれの部屋に帰りました。 この件で忍足を責めるわけにもいかず(※攻めたいけど。いろんな意味で。)、忍足と話しました。 そして、やっぱりさりげなくジローに、イベントいってることくらいは伝えた方がいいんじゃないかなという結論になりました。 私はその事をなりちゃんに伝えました。
純子「ジロ忍やってるとか、本作ってるとかゆわんでええって(※姑息)。好きなマンガのイベント行って、買い物したんやって言えばええんよ。嘘ちゃうもん」
なり「そうやねえ・・・」
なりちゃんは勇気を出して、ジローに言う事にしたようです。 忍足も、
「隠し事されてると思ったら、イヤやけど、ゆってくれたらそれが何であっても、ジローはほっとすると思うで」
と、なりちゃんにアドバイスしてました。
っておい、おめーのせいでばれたんだかんな。(ジローばりの半目)
(つづく)←長過ぎよ
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