語り
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2003年05月24日(土) 敏腕宣教師(4)



  あなこさんは叫ぶ。


  「私が半年かけても紫龍組に布教しきれなかった忍足を
   なりさんはほんの数日で・・・
   私の苦労は、何だったのだ!!」


  わたしは、なぐさめにならないなぐさめを彼女に伝える。

  「あなこちゃんは製品開発部でいい商品を
   地味に作ってるタイプで、なりちゃんは
   敏腕営業マンタイプなんだよ、きっと」 

  (※よくわからない慰め。そして己は素直な消費者なのだろうか)


  とにかく、彼女はすごい。ましろさんと3人で(※電話で)さんざん
  彼女のマーケティング(?)のすごさを語ったあと、 


 あなこ「で、純子さん、「テニプリ」の原作は読んだんですか?」

 純子 「ううん、まだ。マンガ喫茶いったんだけど、なくってさ。
     こないだやっと主人公の名前、教えてもらったとこ▼・ω・▼;
     えっと、なんとかリョ−マ???

 あなこ・ましろ「・・・・・・・!!!!!」


 主人公の名前も知らないまま、忍足に転(ばさせられる)なんて
 あまりにも、片寄っていすぎる・・・・
 不憫すぎる・・・・

 そう思ってくれたのだろうか、しみじみと、2人は言った。


 あなこ「わたしは、いい人っぽい営業ですけど、とにかく原作
     読んでください、それから決めてくださいね(※何を?)。
     なりさんは、跡忍ですが、わたしはジロ忍です」

 ましろん「榊忍もいいよ」
 


 
 ・・・・・・そうか、忍足受けは暗黙でデフォルトなのか・・・・・・

                
                    つづく


  


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