語り
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2002年05月24日(金) 同年うまれ


 今、わたしの所属する課には、わたしと同じ歳の同僚が2人いる。

 いままで、自分とまったく同じ歳のひとがあまりいない環境で働いていたので、
 
 「ああ、同じ歳っていいなあ」としみじみする瞬間があり、とても幸せである。

 
 たとえばそれは、おなじ曲が頭をぐるぐる回って辛い時。

 今日のわたしの頭に取り付いて離れなかったのは、
「怪物くん」のエンディングであった。


 純子:「あ〜あかん、朝から、おんなじ曲が頭に染み付いて離れへん」
 
 同僚A:「なに、なに?なんの曲?」

 純子:「怪物くんのエンディングなんやけど」

 同僚A:「あ〜、なつかし〜〜!! かーい、かいかい!やろ
 
 同僚B:「ちゃうやろが。エンディングなんやから

    フンガー!フンガー!フランケン!やろ」

 純子:「そうや〜〜 やめて〜〜ますます回るから〜▼>ω<▼」

 同僚A:「わたしも回りそう。ざますざますのドラキュラ〜」

 同僚B:「よく分からん自己紹介の歌やったな」

 
 おなじ時代の記憶を共有するということは、なんだか幸せなことなのだなあ・・・
 
 そう思うのは、明確に歳をとった証拠かもしれない。
 
 
 課長:「僕の時は、そんな歌じゃなかった・・・白黒だったし・・・」
 
 (※悲しそうな瞳でつぶやく、信越より単身赴任の46才)
  

 ひとりポツンと課長席で窓の外を見つめながらつぶやく課長。


 その言葉を聞いて、ますますそう思った、本日のわたしであった。

  
 
 


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