語り
DiaryINDEXpastwill


2001年09月24日(月) ダイエットやで


きのう、化粧品の販売をしている友人に誘われて、商品紹介のイベントにいってきた。

『秋やし、ちょっと自分の美というものも、追求せなあかんな。美形男モデルの載ってる雑誌読んでCGばっかり描いてる場合ちゃうで自分』

と己に言い聞かせ、うきうきして出かけた。

場所はターミナルホテルの6階。お昼ご飯もつくらしい。ぐふっ(←これにつられたらしい)。
美人さんモデルのメイクアップのシュミレーションとか、わりと大掛かりなイベントで、とてもおもしろかった。
んで、やっぱりというか、誘ってくれた友だちのためにも、なにか協力せなあかんな、と思っていたら、

「純子ちゃん、このプロテイン飲むダイエットの、モニターになってくれへん?一週間で効果でるやつ」

と彼女がゆってきてくれたので、すでに、美を追求するスタンスめいっぱいだった私は喜んでひきうけた。
そして、自覚したくもない、サイズをはかられ、体脂肪をはかられ(これは想像してたより少なくてうれしかった)、体重計にのり、そのプロテインの処方を聞き(コーヒーシナモン味なので、もともとコーヒー好きのわたしには嬉しかった)、彼女にお礼をいって、帰りに近鉄に美生おらんかなと冷やかし(※おらんかった)、帰ってきた。

そのプロテインは、一日2回の処方。
すなわち、3食のうち、2食をプロテイン食にかえねばならない。

通常のわたしのおおいなる食欲が、いま凹んでる時で、ちょうどよかった。

どのくらい、おおいなるかというと、こないだ、ゆうちゃんとカプリチョ−ザにいったとき、一人前のパスタをすこし残したわたしに、後程ゆうちゃんが

『君、絶対風邪ひいてる。君が食べ物のこすなんて』

とメールでえらく心配してくれていたくらいである(って、それってどうなの)。

また、前回の同人誌の原稿の入稿直前に、ゆうちゃん宅にまたもや転がりこみ、一晩泊めてもらった上に、さらに翌日、おたがい夕御飯も食べずに原稿をがんばっていて(※ゆうちゃんはわたしのとばっちり)、10時すぎまでお邪魔してしまったことがある。

その日、わたしが帰ったあとに、彼女のだんなさんがわたしといれちがいにお仕事から帰ってこられ、

『純ちゃんはごはんたべてかえったの?』

と聞き、ゆうちゃんが、(まさか原稿必死でやってて夕御飯食べるヒマもなかったとはいわれず)

『ううん』

と答えると、

『純ちゃんは、ゆうとちがって、いっぱい食べる子やねんから、ちゃんと食べさせてあげなあかんで』

と叱られたという(でも、それって・・・!!)。
ゴメンな、ゆうちゃん。原稿まで手伝ってもらった上、君がだんなさんに叱られる原因までつくってしもうて・・・・。

まあ、しかし、そのくらい、通常はおおいなる食欲のわたしなのである。

まあ、食い放題のパンをすべて制覇するような大学時代の友人や、中華たベ放題で、2〜3時間食いつづけて30数品目すべて制覇するような演部民、なかんづく、あがさの結婚式で、わたしが食べきれず残したステーキの行方を指をくわえて見送っていた恭子とかに囲まれている、わたしの廻りの環境が悪いのだろうと、あきらめてはいるが。

自分の食欲の話からひとさまの食欲の話にずれてしまった。
とにかく、そんなこんなで、わたしの、ダイエット一週間は幕をきっておとされた。
自分自身、成功するのか、失敗するのか楽しみである。

でも、まあ、友人のために、できるだけ成功して、

「3kg減に成功! 和歌山市のJ子さんの喜びの声」

とか、チラシに紹介されちゃったりして(ないない)、彼女の商売に貢献できたらええなーと思っている。


ぶな |MAIL