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レンアイチュウドク
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2001年11月20日(火)
自信過不足

あっけなく次の日彼は電話をくれた。

ちょっと気が抜けた。

多分・・・しばらくはかかってこないと思ってたから。

「もぅ大丈夫だから。終わったから」
と彼は言った。
電話したんだね。
彼女とけりをつける為に。
どんな話しをしたかなんて
聞けるわけでもなく。
とりあえずきちんと別れた上で
あたしと向き合う気のようだ。

ありがとう。



恐縮しているのに・・・。

彼女の事話しだす。
まったく・・ワカッテナイ。
そういえばまだ彼女と続いているとき
「すごい美人なんだよ 背が高くて・・・」
なんて聞かされてたんだよな。
へぇ・・なんて聞いてたけど。

「考えさせて下さい」期間の間に彼女は海外へ留学し
スキルアップを図ったらしい。
そして帰国。
心機一転 彼に連絡をとる。

すごいな。

あたしにはできない。
かなわないと思った。

彼は自らを高め向上していく人が好きだ。

うれしそうに話ししないで。

どんどんみじめになっていく。

ちっぽけな自分が。

そして何の自信ももてていない自分が
彼からのまっすぐな視線をさけてる。


「もう安心していいよ。ごめんな。」


なんて言われても自分に自信のないものが
どうやってこんな遠く離れたところで安心していられるの?
何一つ満足にできていない。
自分の事すら制御できないこのあたしが。


「自信をもっていいんだよ」


あなたは言う。
何度でも言ってくれる。


けど だめなんだよ。
何度言い聞かせても 弱い自分がいる。
もっと強くなりたい。
自信を持って歩きたいと願う。


自分に自信がもてたら 
まっすぐ向き合えるようになったら
きっと君と逢えるような気がするよ。







エンピツ