| 2006年02月19日(日) |
人間。/劇団でした。 |
人間ってのはどうも嫌いだった。 周りはみんな敵だった。 親でさえも、妹でさえも、敵だった。
いつからだろう、人間が好きになったのは。 いつからだろう、人と関わりたいと思い始めたのは。
そして、いつからだろう。 人に、持論をもって話をするようになったのは。 人の相談にのるようになったのは。
今の僕は、いつでも両手を広げている。 なにかあったら僕のところへおいで、と。 なんでもいいから、僕に話してごらん、と。 答えのきっかけくらいはあげるよ、と。
いつから僕はそんなに偉くなったんだろう? 今でも、自分のことでいっぱいいっぱいなはずだ。 僕の話を聞いて、とまではいかないが、 僕に気付いて、くらいは思っている。
自分のことすら解決できない奴に、何ができる。
笑顔の下で、自分のことを 「偽善者」とせせら笑う自分がいることに、 僕は気付いている。
それでも、苦ではない。 まだ両手を広げることができている。 来るものは拒まない。 例えば、これを今読んでる、見ず知らずの貴方だって。
僕を「いい人」と言う人は、多い。 「受け止めてくれる人」と表現する人もいる。 僕も、大いにそのつもりだ。 そう演じ、そういう人間になりたがっている。
人間は、「死」を知っている唯一の生き物だ。
だからこそ、「恐怖」や「不安」も知っている。 パニックに陥ったとき、それは解決できない「闇」となって現れる。
そんなときには、 へらりと笑っていい人ぶっている僕に言ってくれればいい。
僕は今まで、いろいろな人に救われてきた。
特に、父の弟夫婦には、凄くお世話になった。 1年以上前、夫婦で僕のことをたくさんたくさん相談して、僕を護ると言ってくれた。 親の顔色を伺わないといけなかったから、そんなには頼らなかったけれど。
それから、父の弟の奥さんの姉の娘。(長い。) 僕より年下なのに、しっかりしている。 僕に、いっちょまえに核心をついた説教もしてくる。 それが、嬉しい。
要するに、いつだって、誰だって、答えが必要なのだ。
だから僕は、余計におせっかいに手を出す。
人は、生きたいと思うから生きるのだ。 本気で死にたいと思う人は、他人に「死にたい」などと言わない。 何故って、相手に助けられてしまうからだ。 生きる死ぬは、自由だ。
人はいつだって、心配されたいとどこかで思っている。 僕だって、そう思っている。 「寂しいのは貴方ばかりじゃない、ここへ来て、さあ早く」と、 某歌手は歌う。 全くもってその通り。
ここへ来て、さあ早く。
僕は笑みを浮かべて両手を広げて いつでも待っているから。
少しでも、昔の僕のような人が減りますように。
今日のBGM>東京事変 秘密
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