追憶と忘却と回帰


2004年08月24日(火) 「逃げるな」

「逃げるな」と言われた。
「じゃあ逃げない」と答えた。

発作は続く、
歯はかみ合わずにがたがた鳴る、
目の前は涙でにじんで、
手は震えて物が持てなくなる。

どうすればいいのだろう。

「怖い。怖い。怖い」
それでも、「助けて」はもっと怖くて出てこない。
「助けて」の代わりに、僕は「逃げて」と発する。

「逃げて、逃げて、早く逃げて」

発作は続く、刃物は染まる、
目の前はぼやけてもう見えない。

逃げないで、どこへ落ち着けばいい、どこに隠れればいい、どこで休まればいい、
どこで眠ればいい?

唯一の場所だって、僕だけのものじゃないことくらいわかっているから。

場所が、無かった。

虚勢を張って、笑顔で「着信拒否っとけ、世話んなったな」と言うのが精一杯。それなのに
「待て、少し時間をくれ。返事をするからとりあえず逃げるな。」とい言われたら、待つしかないじゃないか。

今日のBGM>プラスティックトゥリー メランコリック







☆本の流通、アマゾンで確認いたしました!☆

宣伝:ネットでの各オンライン書店でお買い求めいただけます。一般書店におきましては、書店に並ぶことはございませんが、「星雲社発行の水無月水姫著『例えば泣くとか笑うとか』800円プラス税」でご注文くださればお買い求めいただけます。僕の詩を気に入っていただけた方、お手に取っていただければ幸いです。


 < 過去  INDEX  未来 >



押してな↓

My追加
水無月 水姫 [MAIL] [HOMEPAGE]
感想意見文句注文等。お返事はメールか日記でいたします。