愛と創作の日々
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ここの日記もものすごく久しぶりだけど、また印象的な夢を見た時は、記していきたいと思う。
昨夜は、魔法使いの見習いになっている夢を見た。
私は、同じ魔法使い見習い仲間に向かって、魔法をかける練習をしていた。
「消えろ」と唱えると、二人の仲間のうち、ひとりがあっさりと消えた。
もう一人に向かってまた「消えろ」と唱えると、やはり、あっけなく消えてしまった。
二人とも消えてしまってから、はっとした。
戻し方を知らないのだった。
あわてて、「戻れ」「出てこい」「さっきの魔法はなし」「解けろ」
などと思いつく限りの呪文を唱えてみたが、二人は消えたまま。
どないしよう。どないしよう。
焦った私は、魔法の師匠を呼び出した。
師匠に、魔法使い仲間を消してしまって元に戻らなくなった
と、事情を説明すると、
「そらあかんわ。いっぺん消してしもたもんわ。もう元にはもどらん」
と、師匠は、淡々と答えるのだった。
そ、そんなあ。
私は、目の前が真っ暗になった。
とりかえしのつかないことをしてしまった。
と激しい罪悪感にさいなまれながら目が覚めた。
目覚めてもまだしばらく罪悪感は消えてくれなかった。
もう一度あの夢の続きを見て、あの二人を元に戻したい。
戻さないと。戻させてください。
元に戻って
どうかどうかどうか。
そう願わずにはいられなかった。
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