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嫌いな食べ物「キュウリ」


2004年11月11日(木)

とてつもなく、希薄だ。
人を殺したいと思わなくなった。人を愛したいと思わなくなった。感覚ばかりが先立って、私を後ろに置いていってしまった。振り返るのが少しばかり痛い。投げ打って、得たものはあるのかもしれない、だが酷く私は混乱した。二つ?三つ?それすらわからぬほどに分解され、くっつくことを知らず、散り乱れ、消えた。
あなたはどこにいった、あなたはどこにいった、あなたはどこにいった、あなたはどこにいった、こんなときに、あなたは私の文字を部屋中に並べたのか。こんなときに、わたしに電話してわらったのか、こんなときに、あああるいはそれいじょう。いっときでもあなたをわすれたわたしが憎い。
石を、ね、今も持ってる、カセットテープの箱に入ったむっつの石だ。ひとつがちゃいろでいつつが赤い。
たあちゃん、こんなことなら、あなたに手紙を書かなきゃ良かった、私が普通でいればよかった。木曜日に、死ぬよといってわらって、ごめんねまっきーよりもさきにいく、と

さよならといいつつさよならしきれん。


さくま