ニューヨーク俳優修行日記
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2005年03月02日(水)

プレゼンス


役者の存在感。
プレゼンス。
よく存在感があるとかないとか
言うけれど,これは確かに重要な要素だ。

役者にとって存在感/プレセンスがあるとはどういう事か?
要はその場にどうたっていられるか?
その瞬間にどういられるのか?
過去でも未来でもなく、瞬間瞬間に存在し続けること。
これはすごく難しいし,居心地が悪い。
でも,これが出来ないと,観ていてわくわくするような
演技は出てこない。台本があって,決まり事もあるのだけれど,
それでもなお,役者本人すら次がどうなるのかわかないような
危機感。

どうやって,これが出来るようになるのか?
今,僕は考えている。
知り合いの人から誘われて
あるワークショップへ参加した。
ここではまさに上に書いてあるような事を
肉体を使って訓練する。
動きの即興。いかに今を生きるか?
そして,いかに自分勝手になれるか?
自分のインパルスを自分勝手にどんどん追っかけていく。
相手の事とか,芝居の事とか考えずに
自分ですらコントロールしかねる場所へ
足を踏み入れていく。
難しいんだよねえこれが。

課題です。

明日からインディアナへ行く。
一泊の仕事。







      

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