ニューヨーク俳優修行日記
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2001年11月17日(土)




昨夜は”雨に唄えば”を観た。
もう何回も観ているけど、今回はやはり次回公演のために観る。
いやー、何度観てもいいね。ジーン・ケリーの存在感、スタイル
観ているだけで元気が出てくる。思わず、ジーンと泣いてしまった。
フレッドも良いけど、ジーンもかっこいい。体が切れまくりだ。
スタンレー・ドーネン監督もすごい。幸せな気分で床に就く。

今朝は先月から見学させてもらっているムーブメントのクラスに行く。
毎週2回、それぞれ一年生と2年生のクラスを見学している。
役者のための動きのクラスだから、ダンスとは違う。
生徒たちは自分の体を知る、ニュートラルな場所を探すわけだけど、
参加しないで見ているだけだと結構恥ずかしい。
なんだか危ないセミナーのようである。
自分もこんな事しとったんかい、と思うと顔が熱くなってしまう。
いずれは自分も教えるつもりだけど、こんなことで大丈夫なのか。
まだまだ先は長そうだ。

演劇学校だからといってかわいいもしくはかっこいい人ばかりではない。
年齢も下は18歳ぐらいから上は40歳ぐらいまでまちまち。
中には失礼ながら”どうして”と思ってしまう人もいる。
これは決して見た目ということではない。
別に学校出たからといって全員がプロを目指すわけではないから
仕方ないけど。ある意味では自己啓発セミナーかもしれない。
生徒の1人に凄く内にこもった感じの人がいる。こういう奴が授業を通して弾けると面白いだろうなあ。

電車に乗りながら、松田優作のことを考える。
激しさのある役者になりたい。

今日もオーディションはなし。







      

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