れおは、今日初めて幼稚園でママにバイバイが出来ました! 母もビックリ。やはり、今週は通いつめているからでしょうか。
教室に荷物を置き「ママ、いっしょにあそぼうよ!」と、砂場に誘われ。 ここまではいつもと一緒。 そのあと、れおに言ってみた。 「ママはあとで一番にお迎えにくるからね。れおは幼稚園でたくさん遊んでてね」 「え?だめだよ。ママもいっしょにあそぶよ」 と、そこで、背後で泣いている女の子に話しかけている母親の言葉が耳にはいる。 「ママはお仕事にいかなくちゃいけないから、あとで迎えにくるからね」 女の子は泣きながらだけれど、母親の腕を離れた。 ふむふむ、これだ。家事だって立派な仕事だし、ウソじゃあない。 で、今度はれおにこう言ってみた。 「ママは今日はお仕事があるの。だから、一緒には遊べない。でも、絶対に一番に迎えにくるから、楽しみに待っててね」 すると、れおはしばらく考えて、 「じゃあ、ぜったいいちばんにきてね」 一瞬、自分の耳を疑った。でも、ここで「え?」とか聞き返して彼の気が変わってしまってもマズイので、すかさず、 「はい、じゃあ、ママにバイバイのベージョ(キス)して!」 と言ってみると、素直に頬にキス。 その後、ちゃんと手を振って、幼稚園を出た。 なんだか嬉しくって、帰り道で会う知り合いみんなに報告してしまった。 (つっても幼稚園スタッフとジュース屋のお兄さんだけだけど)
すっごく気分が良かったので、昨日の筋肉痛をさらに鍛えこみにジムに行こう!と、はりきっていたんだけど、冷蔵庫の修理業者が来るとのこと。(我が家の冷蔵庫は月曜日から壊れていた)仕方なく、自宅待機。
お迎えは、ちゃんと約束どおりに一番に着いた。 れおは、迎えに来た私を見つけて、教室の窓から身を乗り出して嬉しそうに「ママー!!」と叫んでる。 この顔を見ると、ホント、嬉しくなる。 しかも、今日は私と離れることを納得して、思いっきり遊んで、そして、私のお迎えを待っていた。そう思うと余計に嬉しい。
結局、この日まで4ヶ月かかった。 といってもこれから毎日ちゃんとお別れが出来るのかと言ったら、そうではないと思う。 それでも、いつか自分からバイバイを言える日がくるのも、夢ではないと、思えてきた。 その日が、ちょっと寂しくもとても楽しみ。
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