一人で楽しく幼稚園計画、2日目。
行きの車の中で「今日はママはお買い物に行ってくるからちょっとだけいなくなるけど、ちゃんと戻ってくるからね」と説明しました。 「まま、おかいものいかないよー」と言うれおの声を途中で遮り、「ほら!幼稚園見えてきたよ〜!!」と、楽しさアピール100%。 れおもそれにつられて車の中から「ようちえんだ!」
登園2時半。 送りとどけた直後は私の足にまとわりついていましたが、先生が絵の具と画用紙を持ってきた途端、そちらに気が入ったようで、そのまま私から離れていきました。 で、私はそのまままたれおからは離れた敷地内で待機。
今日は友人が私の暇つぶしに付き合ってくれ、4時頃まで楽しくおしゃべりをしていました。
すると、先生に抱かれ、れおが泣きながらやってきました。手にはおやつを握りしめていました。
「こわいよーこわいよー」
何が怖かったのか先生も思い当たらないようです。空腹かと思ってとりあえずおやつを与えてみたそうです。
とりあえず現場(どんな事件だ・・)に向かいました。
みんなでビデオを見ていました。 れおはテレビを指差し「てれびがこわかったよー」まだ泣いています。 先生は「ピエロが怖いのかしら?」 とりあえず、怖い理由を知るためにも、教室内に入り、椅子に座ってしばらく一緒にビデオを見ました。 映りの悪いビデオです。音も割れて何言ってるんだかよくわかりません。
「てれびが、おっきいおと、したんだよー」
なるほど。 推測するに、あまりにも古いビデオとテレビ。おそらく接触が悪かったりした時にブワッてあの大きくて不快な音がしたんでしょう。 昔のテレビってそうでしたよね。電波のないチャンネルって、あの砂嵐画面と一緒にザザッて不快で大きな音がしましたよね。 多分、あのクチだなーと思い、れおに聞きました。 「そっか、テレビ見てたら突然大きな音がしたんだ。それで、ビックリして怖くなって泣いちゃったの?」 私が聞いているうちからまたみるみる涙顔になってきます。正解です。 「でも、ビックリしても先生もお友達もみーんないるから、大丈夫だよ。」
しばらくすると私の膝を降り、教室を出て行きました。 「Rayaちゃんのままのところ、いってくる」 怖さから立ち直って、れおの大好きな友人が来てくれていた事を思い出したようです。
帰り時間も近づいていましたが、怖さと不快さを感じたまま幼稚園を出たくなかったので、もうちょっといさせる事にしました。
その後は、教室にもどり(戻るときは駆け足で一番に戻っていきました)れおの大好きなお絵描きタイムでした。 クレヨンで紙いっぱいにお絵描きをしては教室の外にいる私と友人に見せにきていました。 「先生にも見せてあげてね」というと、ちゃんと先生にも見せに行っていました。
機嫌が直りまたぐずり出す前に、幼稚園を出ました。
ちゃんと先生にキスもでき、「ちゃおー」も言えました。
結局、泣いたのはその1回だけだったようです。
帰宅した後、最近にしてはめずらしく「ようちえん、たのしかったねー」と言っていました。「あしたもようちえん、いく」だって。
ずっと、「ようちえんはポイ」だったのに。
一人で楽しく幼稚園・・・達成は近いかも!
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