幼稚園2日目。 お昼寝からあけたまだ寝ぼけ眼のれおに「バック持って幼稚園に行こう!」と声をかけると、スルスルと一人でベッドから降りてきました。
うんうん。確かな手応え!!
炎天下、幼稚園まで2人で歩いていきます。これが何より辛い・・・ ついた頃にはれおは汗びっしょり。 私も荷物を持ってれおを気遣いながら車通りを15分くらい歩く緊張感にドッと疲れます・・・。
到着したのは2時40分。お昼寝習慣のあるれおはいつも遅刻気味です。 さてさて、いざ、教室に入ろうとするとまたコーディネーターから声をかけられます。 「れおはやっぱりこっちのクラス(一番初めに入ったクラス)に行ってください」 なに?なんでそんなあちこちやらされるの?! ・・・と思いましたが、ま、私的にはそのクラスの方が気に入っていたので、まぁいいか。
と言うことで、昨日と同じお友達と早速おやつタイムです。 自分のおやつとお友達のおやつを見比べたり・・なにやら考えながら食べている様子でした。
食べ終わった子は教室の端に集められ、先生の指人形劇などを見ていました。 れおともう一人の男の子は最後までおやつを食べており、2人が食べ終わるやみんなでぞろぞろマットルームへ移動しました。
れおの大好きなマットルーム。今日も大ハッスルです。 ハッスルしすぎて、お友達と正面衝突。 泣いてます。 お友達は泣いてないけれど痛い顔をして立っています。 私は飛び出して行きたい気持ちを押さえ、大した衝突でもなさそうだったので、ここは幼稚園の対応をちょっと見てみようと思い、窓の外から隠れてみていました。 先生はまず泣いているれおを抱き上げどこをぶつけたのか確認、その後立ちつくしたもう一人の子の顔をのぞきこみ何やら話しかけています。 そしてその後、衝突した2人を抱き合わせました。 その様子をあえて日本語で書いてみるなら、 「お互いにごめんね、また仲良く遊ぼうね」 ブラジルで幾度も遭遇してきた、子供同士の小競り合いを解決する大人のその方法は、私はわりと好きです。
さて、衝突のショックから立ち直ったれおはまた走り始めます。 走って走って走って・・今度は・・ ボールにつまづきそのままボールの上を腹で転がってしまい、そのまま壁に激突!! 今度は泣きました。かなり。 先生が抱き上げ窓の外を見せたり、れおが喜ぶ高い高いをしてあげたりしても一向に泣き止みません。 れおはここでようやく私のことを思い出した様です。目が合いました。 教室の中に入りしばらくれおを膝に抱いていました。 痛みとショックから回復したれおは、自分から私の膝を降り、また走り始めました。 これならもう、大丈夫です。 また走り始めました。今度は自分でもちょっと気をつけながら。
マットルームを出た後は他のクラスの教室のおもちゃで遊び、その後は中庭に出て他のクラスの子と遊びました。
れおはお砂場遊びに没頭。 他の子に頭から砂をかけられたりしながらそれさえも気に留めず、ひたすらスコップで砂をすくってバケツに入れていました。
ブランコにも興味を持った様子を見せ、先生に乗せてもらっていました。 れおを乗せて5.6回ブランコをこいでやると先生はブランコから手を離しました。 オイオイ手を離したら落ちちゃうよ〜れおはブランコ慣れてないんだから!と、駆け寄った瞬間、やっぱり、おちました。前のめりに。後ろじゃなくてよかった・・・。 すぐに気付いた先生がれおを抱き、駆け寄った私のところへ連れて来ました。怪我はなく、ちょっとびっくりしただけみたい。 またしばらく膝の上に抱いていたらまた自分から膝を降り遊具に走って行きました。 とにかく、遊びたいんです。楽しいんですね。
時間が来てれお達は教室に入って行きました。
今日は少し余裕が出来て周りを見てみると、以前スイミングで一緒だった子など、知った顔が何人もいました。
その人達と挨拶したり話したりした後、れおの教室を見てみると、れお、椅子に座らされ、何やら紙で作ったおかしなメガネをかけられています。かなり笑えました。虫みたい。 れおは気に入った様子で、メガネをかけたまましばらく回りをキョロキョロ。 すると窓の外の私に気付き、駆け寄ってきました。 「まま!もらったよ!!」 ←こんなメガネ。 ちょうど終わりの時間だったので、そのまま教室を出ました。 まだ遊び足りなそうなれおは、しばらく中庭の小屋に入ってみたりして一通り遊んだあと、幼稚園を出ました。
今日の帰り道も遠回りをしたがり、買ったこともない道端のポップコーン売りに興味を持ち「あれたべたい」。 また買ってしまいました。
夜ご飯は麻婆豆腐とルッコラとコーンのクリーム煮。昨日同様たくさん食べました。やっぱりおなかがすくんですね。
幼稚園で何をしたの?という私の問いかけには 「えっと、めうらんしーにょ、うたった」 おやつの時間に歌う歌です。れおが初めて覚えたポルトガル語の歌。 それから? 「えっと、ままーって、ないちゃった」 なるほど。泣いてましたね、確かに。
泣いてしまうような出来事があった時は私を思い出すとしても、それ以外は私のことはかまわず楽しく遊べているようです。 毎日、幼稚園に連れていくのが楽しみです。
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