LEICOCO DIARY
れおと暮らす日々雑感。

2005年02月15日(火) 幼稚園入園(私的内容、超長いです)

さて、今日はれおの新しい幼稚園の初日。
普段は午後1時から始まるのですが、徐々に慣らしていくためにれおの歳では午後2時から4時までの2時間だけでした。

昼に夫が帰ってきて、ちょうど昼寝から起きたれおと3人で昼食をとり、3人で幼稚園にむかいました。少し遅れて、2時10分ごろに幼稚園に着きました。

念願の幼稚園。
私もれおもこの日をどれほど待ちわびたことか。

さて、門を入ると既にれおを知っている何人かの人に声をかけられます。
どっち?どっち?という様子で足早に奥へ進んでいくれお。教室のある方向へ私が誘導します。

去年、見学した時に教えられていた教室を除くとなにやられおより小さい子ばかり。ええーこんな小さい子ばかりに囲まれたクラスなの??と、ちょっとガッカリしかけたところに「mini(れおの学年)は隣の教室よ」と言われ、早速移動。

確かに書いてありました。
「mini Penha」Penhaは先生の名前です。
教室に入ってみると名前を聞かれ、答えます。
「レオナルドは午前中じゃなかったの?」
いやいや、午後です。
先生達の歓迎を受け、教室へ入り生徒達がお絵描きをしている机に誘導され素直に着いて行くれお。
おお、素直!!
先生に「れおはポルトガル語がわからないので常に言葉と動作を一緒にしてあげて欲しい」とお願いをし、教室を出、窓からのぞきこむ。

普通に、お絵描きしてます。

2時半から、おやつの時間になりました。
手を洗い、持参したおやつを先生が机の上に広げてくれます。
れおは飲み物にオレンジジュースとお茶を持参していたのですがオレンジジュースの方のストローが上手くささっておらず、飲めなかったところで、初めて私の存在を思い出したようです。
「まま!!ららんじゃ(オレンジのポル語)のめないよー!(泣)」
席で窓の外の私を見ながら叫ぶれお。
私は仕草で先生にストローをしっかりさしてあげて欲しい事を伝えたのですがれおは既に泣きながらこちらへ走って来ています。
しかし、先生がさしなおしてくれたジュースを私の手から一口飲むと、おとなしくまた席に着いていました。

おやつの後は、教室を移動しました。
床がすべてマットになっている教室です。
その部屋はボールもマット。階段もマット。トンネルもマット。とにかく子供が走り回って転んでも危なくないようになっています。

れおは大喜びで遊びまくりです。
れおのみでなく、お友達みんな遊びまくりです。
BGMはブラジル人なら誰でも知っている、子供達のアイドルXUXAです。

終始笑顔のれお。お友達とは窓の外を一緒にのぞきこんで微笑みあったり、トンネルを通る順番をめぐって小競り合いをしたり、先生にも慣れた様子で最後に靴を履かせてもらう時には自分から先生に飛びついていきました。

その教室を出るとき・・・
「名前はなんていうの?」
と、他のクラスの先生に聞かれました。
答えると、「レオナルドはうちのクラスよ!」
ええ??なんですと??
確認する間もなく、先生はれおを連れてとっとと教室に帰ってしまいました。
もう一人の先生が言う事には「レオナルドがいつまでたってもこないので心配していたの」との事。
miniの学年が2クラスもあったなんて・・気付きませんでした。
せっかくお友達にも先生にも慣れたみたいだったので残念だなぁとは思いつつ仕方ないのでPenha先生にその話をしました。

「え?(先生、名簿を確認)レオナルド・ミゲル・・・あらホントだ違うわね。でもあっちのクラスにはまだ行ってないんでしょ?いいわよ、このクラスにいなさいよ」
って、先生、いいんですか?!うちの子ミゲルじゃありませんよ??
「いいわよ、それともあっちの方がいいの?」
いやいや、私もせっかくれおは慣れてきたのでこのままでいいならこのままの方が・・・

というわけで、そのままにしておきました。
れおは粘土遊びを始めようというところです。

そこへ、幼稚園全体のコーディネーターがやってきました。
「れおはこのクラスじゃないので、移動してください」
なんだーやっぱりダメなのか。
と、仕方なく移動。
れお的にもせっかく始めた粘土遊びが楽しめないままに、またさっきのマットルームへ戻されしかもまた知らない人ばかり。ちょっと嫌な感じです。
初めは泣きました。
でも、私の姿を再び窓の外に確認すると、またマットルームを走り回っていました。

その後は中庭の遊具で遊びました。
私は遠目に見ていたのですが、小屋があってその中でなにやら女の子ともみくちゃしていた様子。
後で先生に聞いたら「女の子達はみんなれおを歓迎して、抱きしめていたわよ」との事でした。
もてるじゃん、れお。

さて、再び教室にもどり(と言ってもれお的には違うクラスの初めての教室)教室のおもちゃで遊んでいたらもう4時、帰る時間になりました。

あっという間の2時間。
れおは休む暇なく遊びました。
最後は先生の頬にキスをして、幼稚園を出ました。

帰り道、「ようちえん、たのしかったねー。ららんじゃ、のめないよーってないちゃったねー。」などと、しきりに今日の出来事を話していました。
帰り道、なぜか今まで一度も行ったことのないアイス屋に行きたいと言い出し、幼稚園初日の頑張ったごほうびの意味も込め、れおの大好きなココナツアイスを買って、食べて帰りました。
彼なりに心に残る楽しく刺激的な1日だったのではないかと思います。

夕食はコロッケ3個と野菜の煮びたし、ご飯も軽く1杯平らげ、いつもより大目の量を食べ、お風呂に入り、9時半ごろに眠りにつきました。

幼稚園初日、親としてはかなり良い手応えを感じ、れおに充分楽しめる場が与えられそうで、嬉しい限りです。


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れいこっこ

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