LEICOCO DIARY
れおと暮らす日々雑感。

2004年07月16日(金) 一人で幼稚園

今日、れおを幼稚園に残して、家に帰ってきた。

幼稚園にちょっとした不満をもっていたので、昨日、コーディネーターに自分の考えを伝えた。そうしたら、いきなり心がすうっと軽くなり「幼稚園に母親が通い続けるのもそろそろ限界だな」と思えた。現に、私がコーディネーターと個室でみっちり2時間近く話している間、れおは泣きもせず楽しそうに遊んでいた様子であった。

そして、今日。
先生は私に謝ってきた。おそらく昨日コーディネーターに話した不満が彼女にも伝えられたのだろう。今日はもっと注意深くれおの面倒を見る、と言ってきた。彼女の事は信頼している。彼女になられおを任せられると思っている。
そしてれおの様子は。
同い年の女の子と持参したミニカーで楽しそうに遊んでいる。
今日は私には用はないな、と思い、先生に「1時間後に帰ってくるから何かあったら電話して」と言い、れおに別れを告げ、門を出た。

門を出てすぐまず、カメラを落とした。
運転席に乗ろうとして、間違えて助手席のドアを開けてしまった。
エンジンはいつも通りかかった。赤信号で止まる事も出来た。
車が汚い事がものすごく気になり、洗車に行こうかと思ったが、自分の心がここになく落ち着かないのでやはり家に帰る事にした。
家に着いた。
れおの荷物も持っていない、れおの靴を脱がせる必要もない、自分の靴だけ脱いで、鍵だけをテーブルに置いた。
れおがいないひとりぼっちの家は、驚くほど寂しかった。
泣いてないかなぁ、私の事を探していないかなぁ。
考えると泣けてきた。なにもしていないとどんどん涙が出るので、夕食の支度をはじめた。
水の音をあまりたてないように、冷蔵庫の開け閉めは静かに、歩く時はジーンズが床を摺る音をたてないように。
れおはいない寝室に、ついいつも通りの配慮をしながら。
電話が鳴った。「幼稚園から?もしかして泣いている?!」電話に飛びつく。
「れおは泣かずにとても機嫌よく遊んでいるから、お母さんは5時半に迎えに来てくれればいいですよ」
安心、したようなやっぱり寂しいような。
5時に行くと伝え、電話を置いた。

4時50分頃。幼稚園の門からこっそり様子をのぞいてみた。
れお、泣いてない。機嫌よく先生と遊んでいる。
門の外にいる私の姿を発見して泣くかと思ったが、ニコっと笑った。
中に入り、れおを抱きしめた。久しぶりの柔らかい感触・・・を味わう間もなく、れおはするりと私の腕をすり抜け、砂場へ遊びに走っていった。
・・・まぁ、大泣きされて置いて出た事を後悔するよりはいいけどね・・・。

そんな感じで、れおの「一人で上手に幼稚園」は成し遂げられた。
しかし、来週から2週間の冬休みに入る。
休み明け、れおはどうなることか?!また一人で上手に、出来るかな?!


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れいこっこ

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