愛より淡く
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世の中には、それこそ、星の数ほど、男の人がいるのに。
私は、時期を開けて、同じ人に5回も恋をしています。
学生時代、OL時代その1、OL時代その2、結婚後その1、結婚後その2
もっとも結婚後は、実際にその人に会ったわけでもなく、その人の存在というかかつての思い出?に恋してしまっていたようなものなのですが。
そして、そのほとんどが、からからからの空回りでした。
なんだか、すっごく、あほみたい。
あほ、なんていったら、その人に申し訳ないけど。
なんで、その人ばっかりなの?
めちゃめちゃ、狭すぎへんか?
という感じです。
私は、以前ここの日記にも書いたように、たくさんの人とお見合いをしましたし、営業という仕事柄、日々たくさんの男の人と知り合ったり、関ったりしてきました。
でもその人ほど、強烈に私の心をわしづかみにするような人は、一人も現れませんでした。
そりゃあ、ちょっと素敵かも、あ、なかなか好み。という人は、ときどき現れましたが、
その気持ちは、淡雪程度のもので、いつのまにか溶けてなくなっていました。
なのに、なのに、なのに、その人だけは、その人だけは、違ったのです。
なぜに、その人でなければいけないのか?
なぜに、それほどまでに、その人なのか?
あの尋常でない、のめりこみようは、いったいなんなのか?
その謎は、未だに解明できていません。
たぶん、OL時代その2の時に、会いに行ったのが運のつき?というか決定打だったように思います。
あのとき、わざわざ、会いに行ったりなんかしなければ、
ここまで、引きずることもなかったような気もします。
なんで会いに行ったりなんかしたのでしょう。(まあそれはそれでいろいろなエピソードがあるのです。)
大阪駅から始発の列車に乗って、たしか8時間ほど列車にゆられゆられて、はるばる、会いに行ったのです。
駅前の、冴えない喫茶店での30分足らずの再会でしたが、
私は、夢のようにしあわせでした。
まるで、おとぎばなしのようなひとときでした。
もちろん、今まで生きてきて、その人のほかにも、恋する対象になった人はいることはいました。
でもその思いは、これほど長くは続きませんでした^^。
その人は、私にとって、私にとって、まさにベッカム、おっと違った
ベッカク、別格だったのです。
つづく(のか?)
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