愛より淡く
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2007年08月24日(金) 愛の砂と憎しみと

昨夜は、ちょっと悲しい夢を見た。

心の傷が浮き彫りにされてしまっているような夢だ。

目が覚めてから、知らず知らずに、自分の心の奥を探るというか、心の底を掘り起こすようなことをした。

探り当てたものは、よからぬ感情だった。すなわち、「憎しみ」のようなもの。それもかなり強い感情。

私は、心底では、その人を憎んでいるのかもしれない。でもそれを認めたくなくて、一生懸命その上に、「やわらかい愛の砂」とかいっぱいかけて、見えなくさせてしまっていたような気がする。すなわち、カモフラージュ。

だって、憎しみの感情は、苦しいから。醜いし、おぞましいから。


私は、隠して見えなくしてしまったのだ。


でもそんなのは、単なるごまかしで、愛の砂を取り除けば、いとも簡単に現れてしまう。


隠すのではなくて、今度こそ私は、憎しみと対峙しないといけないのではないのだろうか。向き合わなければいけないのではないのだろうか。





その憎しみの感情を何とかしない限り私は救われることはない。



ふと、そう思ったのだ。





とある健康情報誌の付録についていた「奇跡の絵」を壁に貼って

時々眺めている。ほんわか和む優しい絵だ。

で、今日、少し興味を持って、その絵の作者の方の公式HPにお邪魔してみた。

HPで公開されているその方の声を聴いた。


どこか幼く、たどたどしい感じのする、愛らしい声だった。そして、すごく不思議な声だった。


私は、約3年間、テレホンオペレーターの仕事をして、毎日、毎日200人以上の人の声を聴いていた。

その仕事のおかげで、なんというか、声を聴いただけで、直観で、その人の人柄というのを把握できる、ちょっとした特技を身につけることができた。

その特技は、おそらくそのような仕事を長年続けている人なら、大なり小なり誰もが自然に身に付けることのできる能力だとも思う。


「声は人なり」本当に、声には、その人の全人格が反映されてしまうし、その日の気分や体調とかも反映されてしまう。


またその方の声を聴きたいと思った。



まあただそれだけのこと。


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テキスト庵さん