愛より淡く
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用事があったので、夫の部屋に入りました。
寝っころがって卓上型の将棋ゲームをしていました。
「やん、それわたしのバスタオル、わたしのカラダ拭いているバスタオルやん。使わんといてよね。」
夫の枕に巻かれていたバスタオルを見て、思わずそう言ってしまいました。
「ならちょうどいいわ。愛する妻のカラダを思い描きながら眠るわ」
と、照れながら、言いました。
顔を赤らめながらその場を去りました。ちょっとドキドキ、ムラムラしてしまったではありませんか。
なんだかこのごろ夫がいい男に見えてしまって仕方ないんですよね。どないしてしまったんでしょうわたし?
どうでもいいですが、うちら夫婦は、寝室は別々です。
夫婦それぞれに、自分の部屋を持っています。
お互いにノックしなければ入れないようになっています。
水くさいといえば、水くさい夫婦です。でも結婚前からそういうのが理想といえば理想でした。
自分だけの空間があるというのは、やはりよいものです。
今日は、天然酵母のメロンパンを買ってきてくれました。
メロンパン大好き♪なんです。
「愛する妻のために云々」
と、言いながら手渡してくれました。うれしかったです。
夫がよく使う「愛する妻」には、さほど深い意味はないのです。
枕詞みたいなもんです。
なんの枕詞かというと、さあ、なんでしょう。そのうち考えます。
傾向としては、よい傾向かもしれません。
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