愛より淡く
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2002年10月10日(木) 夫が泣いた日 その2

今日からまた忙しくなりました。

今週は昨日まで、昼間の仕事が、担当エリア変えなどの準備期間中のため、自宅待機中だったのでした。

おかげさまで、のんびりと過ごすことができました。


昨日までの充実した日々よありがとう。そして、さようなら。うぅぅぅ。




そうそう、昨日のつづきです。

それから、しばらく落ちこんでいたのですが、夫も落ちこんでいました。

理由は、まあ、いろいろだと思います。うちら一家は、ほんまに今年に入ってから
ついていません。踏んだり蹴ったり。泣きっ面にハチ。弱り目にたたり目。

と、まあそんな感じでしょうか?そのことについての詳細は、いずれ、機会がありましたら綴ってみたいと思います。


で、夫は、ぶつぶつ言いながら、針と糸を持ち、自分ですそ上げをしようとしました。


「お願いもう一回私にさせて、私にさせて、(そして私の自信を回復させて)」

と申し入れたのですが、聞き入れてもらえませんでした。ちなみに、↑の(  )は、私の心の声です。


「なら、片方だけでもええから、もう一度私に、させて」と、頼みこみました。


さらに、

「この際、どっちの仕上がりが美しいか、比べてみえへん?」

と持ちかけてみました。


夫は、しぶしぶ、その話に乗りました。

名づけて、「すそ上げ1本勝負」


というわけで、まずは、夫から、すそ上げ開始。


で、その夫の縫い方なんですが、それが、


世にも奇妙な縫い方なんです。あんなけったいな縫い方見たことがありませんでした。

たぶんこんな縫い方、日本中で、この人しかせえへんやろなあ、と思いました。

しかし


出来あがったのを、見ましたら、全く縫い目が見えませんでした。


と、言いますのも、普通は、布地を裏にして裏から縫いますでしょう?

夫は、表から縫っていったのです。

で、その表の縫い目跡は、ミクロな「点」のつながりのように、裏側は、ほとんど一直線の糸が、つながっているように見えました。


すなわち、


表から見たズボンのすその縫い目は、




・       ・         ・        .       ・




とまあ↑のような感じです。

実際は、紺地に黒糸で縫ってあるため、その「点」は、目をこらして見ない限り、ほとんどわかりません。


で、裏地の縫い跡は、


________.________________._______________.__________・


とまあ、↑のような感じです。_______ のところが糸です。


そんなふうにして、彼は、表から縫っていったのでした。

説明わかりにくくて申しわけないです。


ううむ、なかなか考えたものだわ。なるほど。と思いました。

よっしゃあ、次は私の番です。

今度こそ、汚名返上?名誉挽回? のために全力を出し尽くして

縫って、縫って、縫いまくるぞ!!うぉーーーーーー!!!!


私は、わけもなく、燃えていました。








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なんてね^^
よせばいいのに〜♪ですよね。 

いつまでたってもダメなわたしね〜♪

失礼しました。ありがとうございました




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テキスト庵さん