愛より淡く
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2002年09月21日(土) 社内恋愛? 嫉妬に苦しめられた頃

OL時代、私は仕事でいくつかミスを繰り返していた。

当時のニックネームは、ミス○○(○○は私の旧姓)

もちろん、ミスのミスは、ミスキャンパスとかミスハワイとかミス茶っきり娘などのたぐいの「ミス」ではなく、「ミステイク」のミスだった。全くもって不名誉な呼称である。

うちの会社は、毎月、営業社員の書類ミス率というのが、コンピューターではじき出されてプリントアウトされて、社内の回覧板で回される。絶えず私は、そのミス率の上位に名を連ねてしまっていた。それは、すっごく恥ずかしいことだったのだけれど、慣れてしまうと、どうってことはなくなった。あは。

これぞひらきなおりの極致か?

ここだけの話、上司に報告できずに、自分ひとりで処理したミスもある。

どういうミスかというと、単純な計算まちがい。あってはならない初歩的なミスだ。とくによくやってしまったのは、信販会社の利率のかけまちがい。

しかも、そのミスは、信販会社を介して無事契約が済んだ後に、気づいてしまったりする。最悪。大慌て。

あまりにひんぱんに同じミスを繰り返してしまっていたので、上司に切り出せず、2、3日ほど悩んで、結局、差額を自腹を切って振りこんだこともある。

そのミスをしてしまった取引先というのが、とある佃煮のメーカーで、そこの佃煮の名前を見ると、いやな記憶がよみがえるのだった。ずきずき。


事務所の玄関のガラスのドアを、力まかせに閉めた拍子に、割ってしまったこともある。それもしっかり弁償させられてしまった。痛かった。

でも、これって実は、そうならざるをえない深い事情?があったのだ。


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テキスト庵さん