愛より淡く
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2001年11月19日(月) |
ブルーマンデー?いいえブルーオールデー |
また月曜日が始まる。 今日は私が生まれてから いったい何度目の月曜日なのだろう?
気が遠くなる。
そして私はこれからあと 何度この月曜日を迎えなければならないのだろう?
なんかうんざりする。
でも今日という日の月曜日はたった一度っきりの 月曜日なのだ。もう二度と訪れることのない月曜日なのだ。
そんなふうに考えると どうってことのない月曜日がちょっとイトオシクなる。
なにもそれは月曜日に限ったことじゃないけど。
もっと細かくして考えれば
今この瞬間だって二度と訪れることのない瞬間なのだ。
あたりまえだけど、そんなふうに考えると 今のこのひとときひとときを大切にせねばなあ 慈(いつく)しまねばなあ なんて一瞬思う。
けれどすぐに忘れる。
ふう、それにしても なんとなく気がすすマンデー(べたべた)
月曜日がうれしかった頃 月曜日が待ち遠しかった頃
それは 学校に好きな人がいた頃。 会社に好きな人がいた頃。
かな?
今は何曜日も別にそんなにうれしくない。
まだしょうこりもなく心に想っている人はいるけれど
何曜日が来たってその人とは会えっこないのだし
時間も距離もあまりにも遠いし。
その人は、私の日常とははなはだ無縁な人だし
お互いに別の日常を生きている。
お互いの日常が交差することはありえないのだ。 たぶんよっぽどの奇跡でも起こらない限り。 そんな奇跡はたぶんもう起こらない
でも今思えば あんな中途半端な奇跡なんて、いっそ
起こってくれない方がよかった。ずっとよかった。
そうしたらこんなにいたずらに心を乱されずにすんだものを。
恋を失ってしまった今
私は再び日常にしっかり目を向けなければいけないのだ。
わかっている。
幻想の中にもう逃げ込むことはできないのだ。
でも逃げ込みたい。
逃げ込みたくもなるよ。
グチりたくもなるよ。
今日は仕事だし、 年末調整に必要な書類をとりにいかなければ ならない。生きていくってめんどくさい。
それでも生きていくしかないのだろうか?
ないのだろうね。
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