原初

羅列 回帰



―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2008年10月23日(木)
忘れちゃうぐらいの闇へとようこそ!


二律背反を覚えるから、苦しさも知る。でも、相反する事象が二つ以上あったとても、そこの差に悩みさえしなければ、どうという事も無い。
先日いつもの如く用事があるから代わりに出て、とシフトの代打をお引き受けしたんですが、その方は多分持ち越しの貸し借りがきらいと見える、代わりにいついつ交代する、といつも交換条件を持ち出す人で。
他の主婦の方に比べ(時間帯から代わって貰えないのが当たり前とは理解している上で)そのフェアっぷりには好感が持てますが、一方でその代替日は相手に都合のいい日であり自分が望んで休む訳でもないと思うと、巧妙に仕立て上げられた詐欺のようにもとれます。それはお前が捩くれ曲がっているからだよくいあらためよ。いやそれならかみのひだりてにチェーンソーで。そういえば殆どの敵は放置しておくと自害したがるって本当ですがそれもかみが仕組んだいきもののサガなんですか? SaGaトークについつい夢中になったところで本題に戻って。
いつもは特に代わって貰う必要が無かったんでお断りしていたんですが、若しかしたらこれって失礼なのかな、と少し思い始めてみる。自分なんかその典型で、既に何回も代わっているとかを除いて、別日との交換かお礼の品でも出さないと申し訳なくなるもの。
で、今回は思い切って提案された日日をわざわざ変更してまで通してみたんですが。や、どうせ休むなら都合のいい日がいいなと……
トータルの出番としては結局同じなんですけど、週に一度ある二連休が極く近い状態になりまして、中々まずいと。
弛緩してしまうというか、そうなりそうだという不安でどうにかなりそうだった。このままずっと休みたくなるような、まぁじきにそうなるっちゃなるんですが予定の十月終わりはやっぱり無理ぽでどうなんだろうなぁあの良心だか忠誠心に訴えかけているかのような問い掛けは狡いと思うというか自分がそうされると断り辛いだけなんですが愛国心を強要しているどっかみたいで、少し、どうかなと。感じるお前がどうかななんだって、やっぱそんな話か。
あんまり休みが続くと、もう病気は治ったのに休暇は終わったのに学校とか会社とか行きたくなくなるあれですかね。
でも、流れが変わる事で居心地が悪いなんて、おかしな話だ。だって色々総合してみたら、我が生命体は管理されるのがきらいなように捉えられるのに。
でも不自由あってこその自由、檻という名のバリア、そういうものは理解しているので、やっぱり守られている事に反発しながら結局守られている、ってのが一番お似合いなんだろうか。所詮、卑小なもんだ。
広い世界を諦めずにおそれを捨てるべきなのか、今あるところが如何に素晴らしいかを知らずにゆこうとする恥を認識すべきなのか。
変化をきらい現在を守る事に固執して未来を失うのか、可能性を信じ扉を開き自らという希望を夢を磨くだけで終わるか。
結局、言葉一つです。そしてどちらにしても、如何に井の中のかわずでしか無かったと認識するだけで終わる気もする。


原初 羅列