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―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2008年01月25日(金)
新しきを知り知る古きもある。


無理をして、壊れた前歴があるのに、繰り返していた過去を思い出して、ふと笑う。
誤解無きよう、リアルにマジで苦しいとか、そこまで深刻なものではなくて、じわじわ来るものであった事。
またどちらにせよ、それも過去である事。を御留意下さいね。
お気に入りがバグって(たまになるんですが兄上様はなった事ないと言われてあれこれおれだけねぇおれだけ?)順列がむちゃくちゃになってしまって、序でだと整理していたら、その名残をば見つけまして。
一つ前のは、義務にも似たものだった。正確に言えばそれすら欺瞞なのだけれど、もう一度本人に言うだけの力もなければ、真実を突き付けたからといって幸福が訪れる訳でもないと。
も一つ前のは、気付かない内に、それこそあまりに緩やかに蝕まれていて知りもしなかった。蝕む、だなんていつも通り不粋な言い方です。該当だと気付かれた際どう対処するつもりなんだ。すいません他意はないんです。攻撃力高めな言葉をついつい選んでしまう狼っ子です。

少しずつ薄れていく楽しみの中で、何ゆえ孤独と苦しみを感じているのだろう? 疑問を持って、答えを知るのは怖くて、それでも進んだ先に、始めから知っていた、歴然たる真実が横たわっていたから、欲しくて見付けたのだから、手に入れるしかないもの。
だけどやっぱりいやだったとかじゃなくて、ただただ、嬉しかったし、楽しかったんだ。肌に合わないであるとか、無理に作るだとか、生まれ付いてからそんな事ばかりしていていつの間にやら得意技になっていたものだから知る術も無かった。逆境は楽しんでいなきゃやってられないって、培った年月の教えに従っていたら、それが純粋なものなのかそうした反骨精神なのか、判別方法すら忘れてしまった。
その為に振り回したものもあるけれど、他人の振り見て我が振り直せを本気で実感してしまって序でに実行してしまったから中々邪悪な便乗者だけど、少し、寂しくなった気もするけれど、自由度の高さに、きっと、やっぱり、正しいとかは主観だから付けられないけれど、悪くは無かったな、と。
其処にいた事も、其処を出た事も。


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