原初

羅列 回帰



―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2007年11月15日(木)
空、友情、絆。その世界。


さて先日お話しましたフライハイトクラウディア、一応無事にクリアしました。
一応。
もー、やめようよ。次回に続く、っていうスタンス。ぽっきり話を終わらせましょうよー。アークザラットの悪夢再びです。うああああ。
やり終えた瞬間がっくり来てしまうって、そんなの無いじゃないですか。クリアしたら脱力感と共に感動なりなんなり味わいたいじゃないですか。ぱちっと倒して終わらせてくれよぅぅぅ。ぱちって擬音は兎も角。
一気に昂っていた熱が落ち着きました。がた落ちとは言わない優しさプライスレス。
そげなアホなーー!! と叫びたいのを堪えつつ折角なのでプレイ中の彼是を。やった事が無い方にはまるで判らない例によって例の如くネタバレ全開でお送り致します。なんつってシリーズも幾つかあるので(確か3辺りまで)大したネタバレにもならないでしょうが。かなり徒然です。

先ずやり込み要素である楽譜やエアクレストに関しては途中で放棄したい気持ちを抑えつつも(この辺やってると次第にゲーム自体への気持ちが薄れていく謎)(血筋やもしれません)(だって兄上様もそれでFF7進めてくれないんだ)ばんがって集めたので、後はレベルの問題でいけなかった場所に行って完成させてみる事にします。全クリが思ったよりもあはんだったので。
いや、シリーズが続いている時点でちょっと恐怖は感じていたんだ……おろろ。大打撃。

そのエアクレストを集めて最初に貰える賞品加速装置を、途中から一切加入しないとは知らなかったベルンハイムにくっ付けてしまったのでエアベルンはいつまで経っても遅いまま。
寧ろ暫くは忘れていたのですが、というよりだいぶ早めに手に入れてしまったので、攻略頁でそろそろ手に入れていこうと言われた頃には取り戻せない過ちよ……
たまにはベルンハイムが入ってくれても良いと思うんだ!!(悔)

先頭キャラ入れ替えというのがあって、と言っても並び順などが変わる訳ではなくアイテムを取る時くらいしか需要が無いので、本当に需要が無いので、半分忘れかけます。
忘れかけるもう一つの代表格は武器防具屋の存在。正直利用してませんでしたが。アイテムの下に売っていたりする場面があって、畜生雑魚と苦戦したのはなんだったのだと悶えてみたのも懐かしい思い出。
そう、アイテムです。一番の疑問は、何故アイテムが売れないのか。そして百個アイテム欄があるのにも拘らず、絶対百個もあるようには思えない。それはいいとして前の防具とか売らせて欲しい混同してしまうから……

戦闘はスムーズでよかったですが、裏を返せば味気ないと言うか、コマンドを選択しても正直誰が何をしてどれだけのダメージ値を与えられたのか等いまいち理解し辛く、魔法や施術などの個別に保有した特殊なものでなければ寧ろ判りません。
オートプレイもあるのですが、やり易かった、ショートカットだから、と言う理由よりも自分で入力したって訳わからないからいっか、そんな色が強く。
でもスムーズさは、飽きが来ずによかったです。単調作業っぽくなりがちですが、エンカウントが結構高いのでそれぐらいで無いと釣り合いが取れないかなと。いや高くなる装備つけてやってるんで難ですが(本当に難だね)。

しかしラスボス前まで上り詰めた塔をアイテム集めの為にこれから降りると思うと更にやる気減退。要所要所で使われる転送魔法利用したいところです。魔法のロープとかルーラとかそう言うものどうして組み込んでくれないんだろう。
いやでもラストのラストで使用されるくらいだからそんなあっさり使われてもいかんのか。

ところで感動の? ラストを台無しにする(個人的にああやって次回に続くが尤も台無しにする類いだと感じるんですが)誤字を発見。
友情の対面を果たしたレイナスとロナがぶっ飛んできて、正直ここにも一つ二つ言いたい事はあるんですが(あんだけ頑張って昇ってったのにスタッフロールの間に辿り着けるレイナスに殺意とか)(留まった割には活躍の無いロナの哀れっぷりとか)(引き返した割には活躍の無いレイナスの無駄足ぷりっとか)(そんで多分ロナだけ他の面子に比べて浮いていると言うか仲間意識薄いんだろうなと言うか固執してるのレイナスだけなんだろうなとか)全然二言三言じゃない! 一旦放置しましょう。
帰ってきた二人に駆け寄る面々、ヴァイスが誰の手によってか転送魔法にて戻ってきたレイナス達に対し(確か)ビックリされられますと。されられますと。さられます、と。ちょwww
どう考えてもさせられますの間違いにしか思えません。そんな大事なところ間違えないで!!
とか言って誤字の指摘自体が間違いだったら大笑いですが。

穿りつつ、やっぱり、シメって大事だよな、と。例え文字ばっかりでぐだぐだになったとてもゼノギのが立派な気がします。いや、まぁ、ゼノギとしての続きが作られると言うのなら喜んで待ちますが。
やりながらも感じずに入られなかったFFっぽさは、されど一つの文化として固まってしまったFFが故、仕方の無いものであり、現存する全ての物語が、オリジナリティに溢れ他に類を見ないものなど有り得ないに等しいのだから。
つまり、どのように終わらせてみせるか、或いは続けるにしても満足させる引きであるか、重要であると。お前そればっかね。
まぁでも又アプリで続きが取れたら喜んでやります。願わくばauでも3までやれるようになると有難いです。それを全てやり終えてからこそ、真の感想が語れると言うもの。

ただ実際、公式サイトで語られる程の性格設定や過去の背景が作中で活躍していないのでゲームのみを見ていると?の部分も多く、更にイベント時台詞が自動で流れてしまうのでじっくり読めないのが自分には辛かったです。特にED後のね。あいつら何言ってんのかわっかんねー。

取り敢えず、トータルで考えると面白かったと思います。料金の安さも。FF1、2はサイトに登録しながらでないといけない点もありますが(売り切り派としてはちょっと心臓に悪い)、特に1は個人的に内容がアレだったので。アレだったんだもの。


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