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―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2007年07月15日(日)
忘れ去られた音楽の中に。


発言一つで感情的に閣僚を引き摺り降ろすのはどうかなぁ。なんて。
いやいいですけどね。失言続きで大将変わったりもした国ですから。
そして勿論人民を統制すべく、というと問題かしら、とは言えリーダーとして擁立した人があんっまり阿呆な事を言っていたりその代表が選んだ人が間抜けな事をしていたらたまったもんじゃありませんが。
なんかさ、一癖も二癖も有る発言ぐらいさ、あるもんだよ。特に腹の探り合いをするのが仕事とも言える政治家の言葉一つに踊らされてたら、この先何回気を揉まなくちゃいけないんだ。
馬鹿言ってらーななんて生暖かい視線でよしよしなんて上から目線ででもいいから、可愛がれないもんだろうか。
まぁ、いいですけどね。発想の転換ですよ。
ほら、半分以上ダンボールなら100%豚肉の牛肉のがまだまし、そう考えるとその前まで世間を騒がせていたお肉屋さんも気にならないどころかなんて良心的なんだと涙がちょちょぎれちゃいます。真面目にやっている方はもう神様仏様の領域で。
最近ちょっと、煽られが過ぎると思い。煽りが過ぎるのはいっそマスコミの風潮として、今までだって根付いているものですし、嗚呼でもその度にみんな踊らされているんだろうか。今に限った事じゃないよな。
だけど、新聞やテレビやラジオやネットや流れる情報の全て、正しい証拠なんて何処にも無い。
インタビューされたって全部本音を喋る必要もないんだし、インタビューしといて面白くなけりゃ内容捻じ曲げたっていいんだし、況してその場に居ない自分達の元にやってくる情報は何回人の手によって捏ねられたのだろうか。
原爆が仕方ないと思ったのが本音でも含みあるものでも、その真意なんかごく一部にしか理解らないし、牛肉に混ぜ物するのもやんごとなき理由か、或いはどうにもならない事情があったのかもしれないし、かと言ってそこまで考えてみんながみんな、やんややんや受け入れたり許したり流したりしてもしょうがないのだろうし、叩く人がいなけりゃ返す人もいない訳で、誤情報だろうがなんだろうが流れてから知る、知ってから動く訳だ。
大多数の意見も個人の感傷も等しく扱われるべきだと、なんだ、そんな事です。


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