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―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2007年07月09日(月)
愛情があるから愛称ならいい。


水戸黄門話。現行の再放送は最近のものなのか映像が明るく、故に時たま入る古いお城の映像が大変浮いている挿入ですが、それよりも前シリーズより明るくなった飛猿に、不自然さを感じつつときめく毎日です。
飛ちゃん、飛ちゃんいいなぁ。気に入った人には有り触れた愛称を付けてしまう悪癖。お前何様のつもりなんだと。絶対的な年上にちゃん付けて。
誰も彼も安西先生が如くぷよぷよしているんですが、飛猿だけは引き締まっているのも重要なポイント。
そんでもって不満としては、剣戟の音に銃撃戦を思わせるピューンとかそんな感じのが入るんですが。時折なら味があっていいかと思いますが多用されるとちょっと凹む。
まぁ、いいじゃないか。新しい何かを築こうとする行為はいつの時代も認められるまで時間が掛かるものだよ。これ再放送を見る際の合言葉。
しかしなんといっても、助格の合いの手が減った事が許せません。必ず最後、一行が旅立つ際、黄門様が其々を呼び参りましょうかと確認するんですが、パターンとして

A
「助さん、格さん。」
「はっ。」
「はっ。」
「参りましょうか。」
「「はっ。」」

或いは、

B
「助さん。」
「はっ。」
「格さん。」
「はっ。」
「参りましょうか。」
「「はっ。」」

大体こんな感じだったんですが、最近は中間の呼ばれた事に対する返事はおろかたまに最後のはっ。も無くなったりしていて、この返事の息遣いに物凄く色気を感じていた自分としてはそりゃもう大ショックです。
Aの亜種として同時に返事をするステレオ仕様もオツですが、其々微妙に間合いをずらす本元が愛しい。勝手に本元呼ばわり。
たまには飛ちゃん達も呼んで欲しいものです。忍びをもっと愛そうの会!

ところで今回ルー大芝がいたんですが、いい加減な役柄からしても絶対そうだと思いつつまさかいやいやだってルー大芝だぜ? 水戸黄門どころか時代劇?
OP見るまで信じ切れませんでした。一番ボロを出した殺陣の辺りで仕方がないから信じました。それって印籠出す直前じゃん! 終わりかけじゃん!


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