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―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
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2007年03月03日(土)
荷物持ちと小間使い、


召使いの下っ端が欲しいだけの人。悪い面を取り上げればそんな感じの祖母の家へレッツラゴー。
別に、話は聞き流せばいいんだよ。元気な内は先取りして取ってつけたような気遣いで納得するから。
だけど時間が経って労力使っておまけにニコチン切れともなれば、いい加減付き合うのもうんざりだ。
矢張り泊り掛けは命懸けだ。

そういうあの人だからこそ、真面目におかしい場面だからこそ、笑ってしまう邪悪。
泣いていた。自分を恥じてだろうか。あまりの情けなさにだろうか。
多分、かわいそうとかの上から目線なんだ。きっと、自分が悪いとは思っていないんだ。
語りたがる彼女の過去の杵柄も、自分の栄光の記録も、現状の不甲斐無さから目を背けたくて逃げ出してるだけなんだよ。
気付いているのか、それとも勝手な決め付けか、だったらなんでお前は指摘しないんだといわれれば。
単純に、怖いだけだよ。繋がりなんて壊れたっていいのに、初めから期待も未練も何処にも無いんだ。けどどうして、あの人の偶像を望まれるがまま演じ続けるんだろう。得意だからか。違う、処世術だからだ。
そうしなくちゃ生き残れなかった時代。そうしてまで生きたかったのかは判らない。ただの本能程度。
その必要がもう無いのだとしても、だらだらと惰性で付き合い続けて、それさえも途切れ飽きたのなら、きっとその時が決別なんだ。あの人の愛した、何処にもいない、自分との。
馬鹿馬鹿しいな。
馬鹿馬鹿しいんだよ。
土台、馬鹿馬鹿しいものなんだから。


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